東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 講演会一覧設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2025年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2026年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2026年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2026年度の目標 >> 東京女子医科大学八千代医療センター

2025年度 活動報告

新宿から40kmほど東の千葉県八千代市にある病院からの報告です。

新生女子医大で八千代医療センターも以前のような活気を取り戻しつつあることを実感しております。ドクターはまだまだ多くありませんが、患者さんが徐々に戻ってきているようで、少しずつ賑わってきている印象です。

人事面では当科では2年ほど前から千葉大泌尿器科教室との人事交流が始まり、後期研修医が1名派遣されてきています。4月からは新たに後期研修医3年目の雨宮先生が来てくれました。ボケをかましてくれることも多々ありますが、RARP執刀3症例目にして3時間以内であっさりオペ完遂するなど冴えたところもちょいちょい披露して今後が期待されます。後期研修医2年目の植松先生も負けじと頑張っております。先日はラパロ腎摘を完遂し、さらにラパロ後腹膜腫瘍摘除もさらりと完遂しました。彼ら後期研修医の活躍はひとえに指導医である山下先生、坂本先生の優秀な指導があってのものであると感謝しております。山下先生は後輩の指導はもちろんのこと、外来化学療法室室長、感染対策室副室長、排尿ケアチームリーダーなど院内の重要な業務にも携わっておられ、泌尿器科だけでなく、病院になくてはならない存在となっています。坂本先生はロボット支援手術を中心に、自ら難易度の高い症例の執刀にチャレンジするとともに後輩の指導を担っていただいており、当科の診療面でのカナメの存在であります。筆者は昨年10月に法人より正式に当院に移植支援室の設置が承認され、支援室室長を拝命しました。3人の院内ドナーコーディネーターと協力し、院内の臓器提供体制の整備をさらに進めながら、啓発活動を行っています。昨年10月の臓器提供推進月間にはグリーンライトアッププロジェクトに参加し、病院のライトアップを行い、健康フェスタでは移植医療に関するブースを設けて、一般の方への啓発を行いました。また本年1月には提供施設の医師を招聘して院内講演会を開催、さらに千葉県臓器提供セミナーを当院で開催し、県内外より50名を超える参加者があり、講義や実習、シミュレーションを実施しました。

診療面では今年度の泌尿器科の外来、入院患者数ともに過去最高であり、売り上げも伸びています。外来患者数は小児科、循環器内科に次いで多く、外来日は全員で外来診察をしながら、処置検査、病棟対応、他科コンサルトなどの対応で、なかなか多忙です。診療内容には目新しいものはありませんが、腎移植は生体、献腎合わせて33例と過去最多でした。全国的に献腎移植は増えている印象ですが、千葉県内でもドナー情報が増えており、メディカルコンサルタント業務や心停止下臓器提供症例でのベッドサイドサイドカニュレーション、腎摘出の指導なども行いました。

教育面では毎月病理カンファレンス、画像診断カンファレンスを開催しており、後期研修医の2名には専門医試験に向けて病理所見や読影のポイントなどについても指導いただいております。手術手技向上のために、積極的にドライ/ウエットラボでのトレーニングを推奨しており、不定期ですが院内でも実施しています。

今年も診療および後期研修医の教育の充実を重点にさらに頑張っていきたいと思います。新宿からは遠いですがいい病院です。若い先生方のお越しをお待ちしております。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

八千代医療センター 乾 政志、山下かおり、坂本鉄志、雨宮佑樹、植松宏尚

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