東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 講演会一覧設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2023年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2024年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2024年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2024年度の目標 >> 常磐病院

2023年活動報告

2023年は、新型コロナウイルス感染症が第5類感染症となり、常磐病院泌尿器科にとって飛躍の起点となる年となりました。この変更により、コロナ禍で制限されていた診療活動が通常モードに戻ることができ、コロナによってやや落ち込んでいた手術数は例年通りに回復しています。その中でも特筆すべき点は、多くの泌尿器ロボット手術が保険収載され、それに伴いロボット手術の比重が顕著に増加したことです。

また、女子医大から派遣していただいている2名の専攻医が、本年度専門医試験に合格しました。彼らの専門医取得により、これまで以上に、いわき市での、質の高い泌尿器科分野の医療提供に大きく貢献すると確信しています。さらに、新たにいわき市出身の1名の泌尿器科医師が当院に就職し、医療チームの強化に寄与しています。

来年には、当院の泌尿器科プログラムに1名の専攻医が加わる予定で、初めての経験ではありますが、一人前の泌尿器科医になっていただくよう、スタッフ全員でしっかりと教育に当たる所存です。2022年より臨床基幹病院となった当院では、研修医に対する教育にも力を入れています。特に当院の泌尿器科プログラムへ入る研修医が今後でないか期待しており、初期研修医の教育体制の強化にも努めているところです。

2023年は、常磐病院泌尿器科から5報の英語論文を発表することができました。これは阪野先生の指導による功績が大きく、大変感謝いたしております。これまで臨床に偏りがちな常磐病院泌尿器科でありましたが、今後は学術的な活動においても、しっかりと業績を上げていきたいと考えています。

総じて、2023年は泌尿器科にとって多くの進展が見られた一年であり、患者さんに対する質の高い医療を提供し続けるための大きなステップを踏み出すことができました。これからも常磐病院泌尿器科は、医療技術の革新と医師の教育に注力し、地域社会に貢献していく所存です。


目標

  1. いわき医療圏以外からの患者獲得
  2. 論文作成を含めた学術活動
  3. 専攻医医確保と教育

常磐病院 新村浩明


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