東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 講演会一覧設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2023年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2024年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2024年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2024年度の目標 >> 済生会熊本病院

活動報告

4月からは育休があけた有薗奈穂先生とともに頑張りました。済生会熊本病院泌尿器科としては大きな変化はないものの、ロボット手術を行う診療科が増え、ロボット手術枠が減少しましたが、全体としては昨年よりも手術件数は増加しました。

例年通りロボット手術、腹腔鏡下手術を中心に多くの手術、検査、外来診療を行っております。237例のロボット支援下前立腺全摘除術、58例のロボット支援腎部分切除術、RARCの回腸導管を体腔内で造設するICUDは16例といずれも昨年より症例数が増えました。当院では副甲状腺手術も定期的に症例があることは関連施設の中でも特徴的と思われます。また、高木教授を招聘して、熊本県で初となるIVC腫瘍塞栓を伴うcT3腎癌のロボット支援下腎摘除術を施行することができました。高木教授には、この場をお借りし改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

私事では、昨年は一身上の都合により、1月~3月は週に2日しか勤務できない日々が続き、人生何が起きるかわからない、やりたいことが明日できると思うな、できるときに全力投球でやるべし。と実感した1年となりました。勤務が継続できない可能性が出てきた際にも、臨機応変に対応してくださいました渡邊紳一郎管理運営部長をはじめとする泌尿器科の先生方に改めて感謝申し上げます。

また、東京女子医科大学本院勤務時代に目標としておりました排尿機能専門医を無事に取得することができました。本院で継続していた仕事が一つ実を結んだ形となり安堵いたしました。お世話になった巴先生や小内先生、山下先生大変ありがとうございました。

今後も自身の置かれた環境の中で、貪欲に技術向上に向け日々精進し、熊本地域医療に貢献できるよう努力してまいります。


2023年度の目標

  • 腹腔鏡手術の技術向上 → 未達成。未だLSC完遂できず。
  • 排尿機能障害の分野における新規患者獲得 → 未達成 院内コンサルトが主体

2024年度の目標

  • 引き続き 腹腔鏡手術の技術向上(LSC完遂)
  • ロボット手術の技術向上
  • 排尿機能障害の分野における新規患者獲得

済生会熊本病院 濵﨑和代


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