東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 講演会一覧設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2023年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2024年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2024年度の目標6.業績目録7.あとがき

4. 東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2024年度の目標 >> 女性排尿障害センター

2023年度 女性排尿障害センター年報

女性排尿障害センターは、沢田勇吾先生が亀田メディカルセンター ウロギネ・女性排尿機能センターより御帰局され本格的に始動する年となりました。外来加療だけでなく手術加療を開始することができ、ご指導いただきながらロボット支援下(または腹腔鏡下)仙骨膣固定術をはじめ膣閉鎖術やTVT手術、尿道憩室手術など幅広く手術を行うことができました。

それに伴い多くの方が受診しやすくなるために外来名を“女性骨盤底・排尿機能外来”と変更し排尿障害だけでなく骨盤臓器脱などにお困りの方も受診しやすいよういたしました。

実際、昨年に比べ初診の人数も増え、ホームページを見て受診される方も多くいらっしゃいます。また、近隣の開業医の先生方からの紹介も増えたと実感しています。

しかしまだまだ泌尿器科は男性の科という認識の方が多く、初診時に“女性も泌尿器科を受診していいのですね。”と仰る方もいらっしゃいます。

講演会なども行いながら受診へのハードルを下げることも課題の一つと感じました。

また、看護師との排尿ケアチームもさらに力をいれ患者教育だけでなく、病棟看護師などへの勉強会も開き医療者への教育も積極的に行いました。排尿ケアの看護師さんたちも皆意識も高く助かっています。

私自身学ぶことが多くとても充実し成長させて頂けた1年でした。今後もさらに成長できるよう精進してまいります。個人的なことではありますが、2024年度は病棟班長もさせて頂くことになっており、病棟も女性泌尿器もどちらも全力で取り組む所存です。ご迷惑おかけすることも多々あるかと思いますが、ご指導何卒よろしくお願いいたします。

森山郁美


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