東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 | 講演会一覧 | 設立趣意書 | 会則 |
■ 2023年度年報 |
| ホーム | 1.はじめに | 2.医局構成・新入局員紹介 | 3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計 | 4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2024年度の目標 | 5.関連および協力施設 活動報告・2024年度の目標 | 6.業績目録 | 7.あとがき | |
4. 東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2024年度の目標 >> 前立腺腫瘍センター |
2023年 前立腺腫瘍センター活動報告 本年も前立腺部門は飯塚を中心として小針先生、蓑田先生、吉野先生の協力を得て実務を担当いたしました。実質的に膀胱癌を含め下部尿路腫瘍を担当しています。 臨床面では、前立腺全摘の症例数は59例、放射線治療件数は総数37名(IMRT 29例, 定位照射8例)とコロナ禍以降の低調が持続した1年でした。また、ロボット支援膀胱全摘症例は10例、消化器外科下部消化管グループとのコラボレーションとなる骨盤内臓全摘術は2例あり、いずれも長時間手術で病棟医はじめ各部署の多大な負担となりました。今後の運用を検討し少しでも負担の少ない体制としたいと考えています。昨年より新規に開始となった定位体幹部照射(stereotactic body radiotherapy SBRT)ですが、少ない照射回数で施行できることで重粒子線治療に対するニーズを代替することができていると考えています。対象としては従来組織内照射が主にカバーしていた低〜中リスク症例を適応としています。また、コンパニオン診断として本院ゲノム診療科と連携して遺伝子検査(BRACAnalysis)を積極的に行い診療に反映しています。本院ががんゲノム医療拠点病院にも連携病院にもなれないという状況は本年も変化がなく、がん遺伝子パネル検査に関しては相変わらず足立医療センターにご負担をおかけしております。この場を借りて深謝申し上げます。 学術面では、本年も小針先生、永久先生の論文がacceptされました。 新年度以降も引き続きご指導のほど宜しくお願い申し上げます。 1: Yuki Kobari , Junpei Iizuka *, Chika Nagahisa, Ryo Minoda, Kohei Unagami, Kazuhiko Yoshida, Toshihito Hirai, Tomokazu Shimizu, Hideki Ishida, Toshio Takagi , Clinical Course of Candidate Renal Transplant Recipients Diagnosed With Prostate Cancer During Pre-transplant Screening Test., In Vivo. 2024 Jan-Feb;38(1):496-499. doi: 10.21873/invivo.13465. 2: CHIKA NAGAHISA, JUNPEI IIZUKA*, YUKI KOBARI, RYO MINODA, HIRONORI FUKUDA, 飯塚淳平 |
[ 前のページへ戻る ] [ ページトップへ戻る ] |