東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 講演会一覧設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2023年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2024年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2024年度の目標6.業績目録7.あとがき

4. 東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2024年度の目標 >> 腎移植・腎不全・腎血管外科部門

腎移植・腎不全・腎血管外科部門年報2023年

2021年コロナ禍の真っ最中にわれわれ移植班の5~6名だけで集まり、毎月第3週目の日曜日の夜9時より30分だけウエブ会議の形でジャーナルクラブを開始した。若者を集めなかった理由としてはさまざまなしがらみに有望な若手医師を巻き込みたくなかっただけに過ぎない。

2023年3月ごろ若い医局員より抄読会の開催を要請され、‘渡りに船’とばかりかれらにも日曜抄読会への参加を促し今に至っている。今までの開催内容について以下の表で紹介するが、2024年4月でちょうど40回を数える。

日曜日の夜なので自由参加を原則として、決して参加に強要はしない。女子医大や他施設も含めてそれぞれの施設でみたケーススタディーや論文で読んだ興味ある科学論文を持ち回りで紹介してきた。

私が言いたいのは、ぜひ自分から興味のある科学的証拠を見つけてもらいたい。上司から言われたことに取り組んでいるようでは長続きしない。私も女子医大では1989年より開始された血液型不適合移植から端を発して抗体と移植の関係にのめりこんだ。移植は技量的には一部の症例を除いてはそれほど困難なものではない。ぜひ臨床の中や科学雑誌で興味のあることをいち早く見つけ継続して学び、移植医療にのめりこんでほしいと考えている。

石田英樹




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