東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2021年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2022年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2022年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2022年度の目標 >> 常磐病院

常磐病院 活動報告

常磐病院にとって、2021年という年は、東日本大震災より10年という節目の年でした。いわき泌尿器科から常磐病院に、ときわ会の泌尿器科の主力機能を移動したのも震災の年の7月のことでした。

この10年を振り返ると、病院として不完全な状態でのスタートで、苦労の連続でした。少ない常勤医師で、外来、病棟、手術室の調整から、患者集めまでコツコツと行い、これまでの泌尿器科機能を落とさないように診療に邁進してきました。幸いにも多くのご支援をいただき、何とかここまでやってこれたと思っております。特に女子医大泌尿器科医局からは、常勤医派遣から非常勤医派遣まで多大なご支援をいただいております。この紙面をお借りして、心より感謝申し上げます。

下記に手術数の推移をお示しします。当初、年間1500例程度の手術数が、5年後の2016年には3000の大台に至りました。その後は大きな増減なく推移しています。DPCデータによりますと、いわき市内の7割の泌尿器科症例を当院が担っています。今後は、泌尿器科診療の拡大のために、いわき市以外の医療圏からの症例の確保が課題と考えています。


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2022年の大きなトピックは、常磐病院が基幹型研修病院として認可され、4月より2名の初期研修医を受け入れる予定です。また泌尿器科専攻医のプログラムも認定されました。本年からは、常磐病院が若き医師の養成機関としての任務を遂行していくこととなりました。地域医療の即戦力となる実力のある医師を育てていきたいと考えています。

常磐病院泌尿器科部門は立ち上げから11年を経過し、皆様方のご支援で大きく成長することができました。今後も変わらぬご指導ご鞭撻の程を宜しくお願い申し上げます。


目標

  1. いわき医療圏以外からの患者獲得
  2. 論文作成
  3. 専攻医医確保

新村浩明


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