今年度は、常勤医師が私と鈴木浩司先生の二人となり、休む間も無くとても忙しい日々を過ごしており、マンパワー不足に悩んでいます。

令和3年は、昨年と同様に新型コロナウイルス感染症の対応等に追われ、通常の医療を維持するのに苦慮した1年でありました。診療活動は、1日平均外来患者数（透析患者を除く）が 46.7人でした。また、透析患者数は 251人で、新規導入患者 15人、転入患者 12人でした。年間手術件数は、754件でした。前立腺全摘 3件、腎摘・腎尿管全摘（開腹）1件、腎尿管全摘（鏡視下）1件、TUR－BT 40件、TUR－P 14件、ESWL 134件、TUL 23件でした。シャント関連の手術は、内シャント設置術 16件、PTA 325件でした。

今後も厳しい医療状況は続きますが、十分な感染症対策を講じて安心安全な医療提供に努め、患者様を中心とした暖かみのある医療を提供できるよう努力していく所存です。また、諸先生方のご支援に感謝申し上げるとともに、今後ともご指導、ご協力の程何卒よろしくお願い申し上げます。

木原　健