東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2021年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2022年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2022年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2022年度の目標 >> 済生会熊本病院

活動報告

済生会熊本病院での研修開始から約1年が経過しようとしております。

当院は熊本県の南部を中心とした地域の高度急性期医療を担う病院として、さらに地域医療支援病院として近隣の医療機関と連携して医療を提供しております。特徴の1つとして、2013年11月より、医療の質と安全において国際標準を満たすことを示す米国の国際医療機能評価機関(JCI)の認証を受けており、継続的な医療提供と安全性の向上へ向けて日々取り組んでおります。

泌尿器科では、ロボット手術、腹腔鏡下手術を中心に多くの手術、検査、外来診療を行っております。特に、ロボット補助腹腔鏡下前立腺全摘術に関しては、2021年度の手術症例件数は217例に及び、全国3位の結果となりました。

また、当院は3次救急医療機関として、日中、夜間問わず様々な症状の患者様が来院され、この約1年間での経験症例数は格段に増加しました。尿路感染症、腎盂腎炎などメジャーな疾患をはじめ、DJステント留置、腎瘻・膀胱瘻造設や捻転などの緊急処置、さらに腎梗塞や腎外傷などマイナー疾患にも、上級の先生方にアドバイスを頂きながら主治医として関わることができ、貴重な経験となりました。

さらに、昨年度より当院当科では骨盤臓器脱、LSC症例にも力を入れており、今年度の手術症例は15件まで増加しました。

日頃より、渡邊紳一郞部長をはじめとする泌尿器科の先生方、医療スタッフの皆様には助けて頂き、充実した研修生活を送ることが出来ております。この場をお借りしまして、感謝申し上げます。

今後も、当院に貢献できる医師の1人として成長できるよう、日々精進して参りたいと思います。


2022年度の目標標

  • 手術経験症例の拡大(特にラパロ症例、経尿道的手術)
  • RARCの尿路変向として体腔内回腸導管造設(ICUD)の導入
  • 2022年4月に新たに保険収載されるロボット手術への対応

済生会熊本病院 大井田奈穂


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