東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2021年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2022年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2022年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2022年度の目標 >> 川島病院

川島病院活動報告

川島病院に赴任してから早いもので9ヶ月ほどが経過し、泌尿器科領域意外に腎代替療法として血液透析、腹膜透析、腎移植、また末期腎不全に伴う合併症に対応について幅広く経験することができました。徳島県でのCOVIT-19感染症は全国と比較すると感染者数は少ないですが施設やマンパワーの面から感染者の波が来ると対応に追われました。泌尿器科医の他にアクセス担当医としてバスキュラーアクセスの造設の計画や、アクセストラブルの対応を行い豊富な経験を積むこととができます。腹膜透析患者ではPDカテーテル留置や抜去、出口部変更などの外科的治療から体液量に合わせたPD液の調整などの内科的管理も経験できます。また慢性腎不全患者の管理は輸液を一つとっても成分・投与量など細やかな指示が必要であり内科的管理も経験できます。アクセスの手術では水口理事長や循環器外科の先生から直接指導を頂き手技やトラブルシューティングを学びます。本年はコロナ禍が継続しており生体腎移植は1件だけでしたが田邉特任教授と移植スタッフ先生方の力を借りて無事に行うことがことができました。泌尿器科手術はTUL、TURBt、PvPや前立腺生検などの小手術、検査を中心に行なっています。

2021年8月より新病院が稼働し、病室の一新、オペ室の増設やダヴィンチXiも導入されアクセスの手術はもちろんのこと、泌尿器科手術はさらに充実し研修ができる体制となっています。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。


来年度目標

  • 安定した件数のロボット手術を行うこと
  • 学会発表、論文制作

川島病院 久保田哲嗣


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