東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2021年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2022年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2022年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2022年度の目標 >> 八千代医療センター

活動報告

八千代医療センター活動報告 2021

年明けと共にオミクロン株による第6波が押し寄せ、まさに波乱の幕開けとなりましたが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。

さて、昨年を振り返りますと、当院でも、ご多分に漏れず長引く新型コロナウイルス感染症に翻弄された1年でしたが、泌尿器科スタッフは誰一人コロナで倒れることなく過ごすことができました。人事では3月末に坂本鉄志先生、4月末に宮坂嶺先生がそれぞれ惜しまれながら異動され、5月より新たに長坂直樹先生が赴任されました。また平井先生がめでたく講師に昇格されました。さらに8月からは山下かおり先生が来てくださり、どうにか以前の5人体制に戻りました。小野原先生は昨年無事、専門医試験に合格し、第2子も誕生され、二児の父としてさらに頑張って頂きたいと思います。長坂先生は透析専門医に見事合格され、第1子も誕生し、さらなる活躍を期待しています。山下先生は指導医としては勿論の事、female urology の分野にも当科の診療の幅が広がる事を期待しています。

院内の状況では、内科系医師の退職が相次ぎ、血液内科、呼吸器内科が閉鎖となり、当直や発熱トリアージ、外来化学療法室当番などの病院業務の負担が重くのしかかりましたが、これまでにない厳しい状況となり、申し訳なかったですが、皆なんとか耐えてくれました。一方、泌尿器科診療は、手術に関しては腎移植、ロボット手術を中心にこれまで同様に継続しています。手術枠は常に満杯で、シャント関連や結石手術など他院でも実施可能な手術は他院へ紹介せざるを得ない状況です。外来患者数も循環器内科、糖尿病内科に次いで3番目に多く、医師数で割ると院内最多で、診察枠は常時オーバーブッキング状態です。研究面では平井先生を中心にグラントも多数獲得され、臨床研究を進めております。

コロナの収束はいつになるか全くわかりませんが、本年もスタッフ全員健康で、社会情勢を注視しながら、粛々とやるべき事をやっていきたいと思います。

乾 政志

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2022年1月27日 乾

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