東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2021年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2022年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2022年度の目標6.業績目録7.あとがき

4. 東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2022年度の目標 >> 女性排尿障害センター

2021年度 女性排尿障害センター

2021年度、女性排尿障害センターにおける朗報は、以前より不調が続いていたビデオウロダイナミクス検査装置を田邉先生のお取り計らいにより新しくできたことです。ラボリー社のアクエリアスCTSという最新機器を導入できたことにより、非常に安定し検査が行えるようになりました。

手術に関しては主に間質性膀胱炎に対する水圧拡張術や、尿道憩室に対しての尿道憩室切除を担当させていただきました。間質性膀胱炎については、2021年4月にジメチルスルホキシド(DMSO)が保険収載されたことにより、本院でも膀胱内注入療法を行う患者様が増加しました。尿道憩室切除については、本年は他院よりご紹介いただけるケースが多く、鈴木先生にご指導いただきながら手術を行うことができました。件数は増やせませんでしたが充実した内容となりました。

反省点としましては、自身がまだまだ日々課題をこなすことに精一杯となってしまい、自らが習得できた技術を、後進の先生方へ継承することをできなかった点です。来年度は私事で済生会熊本病院へ異動することになり、その点を大変悔やんでおります。これまでご教示いただいた多くのことを、少しでも新しく来てくださる後任の先生にお伝えできるよう、本院で残された時間は僅かではありますが尽力しようと思っております。

巴先生をはじめとした女性排尿障害に携わる先生方、また移植・腫瘍班の先生方、まだまだ未熟な私にこれまで様々な症例を経験させていただき大変ありがとうございました。また、医局員の皆様方には、病棟業務や外来処置など大変お世話になりありがとうございました。来年度は新天地にて、より一層の研鑽を積んで参りたいと思います。

濵﨑和代


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