東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2020年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2021年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2021年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2021年度の目標 >> 戸田中央総合病院

戸田中央総合病院 泌尿器科・移植外科の2020年の活動報告

戸田中央総合病院では、昨年に引き続き清水と飯田先生の2人部長体制でした。堀内先生と木島先生が新たに加わり、関戸先生と渡口先生とで医局員6人体制でした。特別顧問の東間先生にも引き続き外来の手伝いをしてもらっています。手術に関しても、本院から飯塚先生、高木先生、羽田先生、室宮先生、八千代より乾先生、常磐病院より新村先生、余丁町クリニックより尾本先生、順天堂浦安病院より野崎先生の応援を得ていました。

ダ・ヴィンチはSiをXに機種変更いたしました。ロボット支援前立腺全摘は41例と2020は少し少なくなりました。ロボット支援腎部分切除術も11例と昨年よりは減少いたしました。しかしながら6月にロボット支援膀胱全摘除術を導入し、2020年は5例に対して施行しました。更に11月にはロボット支援腎盂形成術を導入し1例に施行しました。

腎移植は、全部生体ですが21例に施行しました。
尿路結石に関してTULは68例と2019年より減少しましたが、ECIRSは8例施行しました。
TUR-Pは79例に施行し、2019年より16例多く施行しました。
TUR-Btは135例施行し、2019年より13例多く施行しました。
透析シャント関連手術は125例と2019年より若干減少しました。

2020年はフルニエ壊疽が多く、7例に対してデブリードメント手術施行しました。皮膚の形成に関しては形成外科にお願いしました。

ボトックスの膀胱内注入療法や、仙骨神経刺激療法に関しても、準備をしましたが、各々の症例が延期になってしまい、施行できませんでした。

2020年12月より執筆現在、コロナのクラスターが発生し、国内の病院では最大のクラスターになり、新年早々大変なことになっていますが、2021年も粛々と医療を続けていきたいと思います。


2021年の目標

  • 腎移植を継続的に施行する。
  • ロボット支援手術症例(前立腺癌・腎癌・膀胱癌)も継続して施行する。
  • ECIRSなど結石治療を積極的にする。
  • ボトックスの膀胱内注入療法の開始。
  • 仙骨神経刺激療法の開始。
    • 清水朋一


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