東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2020年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2021年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2021年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2021年度の目標 >> 川島病院

川島病院活動報告

徳島県川島病院に赴任してから二年経過し末期腎不全に対する血液透析、腹膜透析、腎移植と腎代替療法の全てを経験することができました。

日々の日常業務は基本的にヴァスキュラーアクセス担当医としてシャントトラブルの診断治療に従事します。川島病院本院の他に6ヶ所ものサテライトの透析クリニックからシャントトラブル患者が紹介受診されますので豊富な症例数を経験できました。

内シャント造設や人工血管移植など導入症例に関しては水口理事長を始め血管外科の先生方より指導頂き血管剥離や吻合など血管外科手技を習得することができました。

また透析クリニックではシフト担当医として透析室を持ちますのでCKD-MBDや腎性貧血に対する内科的管理も経験します。

腹膜透析はCAPDカテーテル留置術を水口理事長から直々に指導して頂きました。各組成のPD液の組み合わせによる体液量の調整などを経験します。PD関連腹膜炎やカテーテル出口部感染など腹膜透析特有の合併症に対するカテーテル抜去術や出口部変更術など外科的治療を習得できます。

腎移植は年間3例前後の症例を東京女子医大より田邉教授を始め移植スタッフ先生方にいらして頂き手術をしております。その他泌尿器科手術はTURBT,PVP,TULなどの小手術が中心です。

来年から現病院の近くに7階建ての新病院が完成します。
ダヴィンチも導入されますので泌尿器科手術はより充実した研修ができることと思われます。

以上活動報告でした。


目標

  • ロボット手術の安全な導入
  • 透析患者数、腎移植手術数拡大
  • 論文作成

川島病院 長坂直樹


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