東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2015年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2016年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2016年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2016年度の目標 >> 戸田中央総合病院

戸田中央総合病院 2015年活動報告

戸田中央総合病院の移植外科および泌尿器科の2015年の報告をします。

人員は2015年1月からは東間先生、清水、北嶋先生、池澤先生、藤森先生、石郷岡先生、林田先生でスタートしました。石郷岡先生が3月いっぱいで転勤になりましたが、6月からは石山先生が赴任しました。北嶋先生が6月で転勤になり、7月からは泌尿器科部長として飯田先生が赴任しました。2016年1月末より池澤先生が産休に入り、2月には島田先生が、3月には清水の後任として尾本先生が赴任しました。3月で清水、藤森先生、林田先生が転勤します。2年間、異動は少なかったですが、2016年は移植外科尾本部長と泌尿器科飯田部長でやっていくことになります。

2015年の業績ですが、移植外科から書いていきます。2015年は生体腎移植を17例施行しました。2014年の20例よりは少し減少しました。女子医大よりの紹介が少し減ったことがあげられます。そのため新規開拓のために医療連携の職員と透析クリニックや病院に営業をかけたりしました。自治医大さいたま医療センターの腎臓内科の医局で腎移植の講演もいたしました。そのかいあって少しは当院にも紹介してくれそうです。認知度も少しあがってきたのか最近は独協医大越谷病院や関連クリニックからの紹介も散見されます。2016年は2015年以上に腎移植は増えると思います。

泌尿器科関連ではロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘(RALP)の症例が59例と昨年の43例より更に増加しました。これに関しても、戸田中央グループの朝霞台中央総合病院、新座志木中央総合病院、佐々総合病院の泌尿器科部長に医療連携の職員と訪れRALPの患者さん紹介を再度お願いいたしました。また済生会川口総合病院よりの紹介もありありがたいことでした。シャント造設も120件と多く、毎週施行しました。TULもHo-YAGレーザーを月1回借りて尿管、膀胱結石に関して36例施行しました。腎摘も24例あり、膀胱全摘も10例ありました。TUR-Btは多く102例施行しました。TUR-Pも37例と飯田部長が来てから増えました。尿道ステント留置も外来手術で施行でき、高齢者や合併症が多い患者さんにも施行できるため、15例施行しました。地方中核病院的にはこれぐらいの症例数あれば十分とは思えますが更に増えるとは思います。

当院の特色としては、腎移植を埼玉でダントツ一番(2位は2例しかしていない・・・)施行していることです。RALPも埼玉で2番目(1位は上尾中央総合病院です)施行しており、前立腺全摘全体でも4番目くらいに施行していると思われます。

飯田部長になってからは、4月から保険適応になったロボット支援腎部分切除術にも取り組んでいく予定です。

売り上げは月8000〜9000万円台が月7000万円台まで落ち込んだこともありましたが、最近は月1億円台まであがりました。これもある種の企業努力の成果がでてきたことと思われます。

清水はいなくなりますが、尾本部長、飯田部長で更に盛り上げていくと思われます。

清水朋一

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