東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2012年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2013年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2013年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2013年度の目標 >> 至誠会第二病院

至誠会第二病院泌尿器科 活動報告・2013年度の目標

【活動報告】

至誠会第二病院は世田谷区上祖師谷の閑静な住宅街のまさに真ん中にあり、病床数300あまりのいわゆる「地域の中核となる総合病院」です。東京女子医科大学のOG(至誠会)が設立した病院で大学の関連病院であり、多くの科が女子医大の医局に大変お世話になっております。2005年5月から外来診療(のみ)がスタート、2006年の6月から奥田が常勤となり、入院・手術などの診療もスタートしました。2013年度は9年目の診療となります。当初は常勤医が奥田1人でしたが2010年4月に飯田祥一先生、2011年4月には瀬戸口志保先生に来て頂き、常勤2人体制で診療してきました。この2013年4月からは和田晶沙先生が加わり3人体制で診療させて頂くことになりました。人員を増員して頂きまして、誠に有難うございました。この場を借りて厚くお礼申しあげます。

現在外来(定期的に週1回渡辺栄子先生、月1回小内友紀子先生に来て頂いております)患者は1日平均40〜50人ほど、入院は1日平均8〜12人程度でこれまでと大きな変化はありませんが毎年少しずつ増加しています。TUR-P, TUR-BT, (f-)TUL、腎摘・腎部分切除、前立腺全摘除術などをはじめとする手術患者、Best supported careをしている進行癌の患者(大学からの患者さまを積極的に受け入れております)、UTI患者、、、と典型的な一般病院の患者背景です。この数年骨盤内臓器脱に対するTVM(AP)も積極的に行っております。数は少ないですが透析用内シャント手術やそれに伴いシャントPTAが徐々に増えてきております。近隣の透析施設から、少しずつシャント作成やシャントトラブルに対するPTAを依頼して頂けるようになって来ました。ただし、当院には透析設備がなく、外来で対応できる範囲で行っております。

2008年の4月から専門医教育施設の認定を受けました。関連教育施設でしたが2013年度からは基幹教育施設に更新できました。後期研修の先生や臨床経験を重ねたい先生が勤務していただく体制が整備されてきています。

2012年は前立腺生検、DJカテ留置などを除く手術室での手術も130例ほどに増えました。更に症例を重ねて学会活動も盛んにしていきたいと考えております。

一昨年から大学の若い先生に当直や休日日勤のバイトに来て頂き大変助かっております。厚くお礼申し上げます。いつも有難うございます。大学の先生方のご協力なくして当院泌尿器科は成り立ちませんので今後ともご指導、ご鞭撻の程どうぞ宜しくお願いいたします。

【2013年度 目標】

  1. 前年より実績をアップすることが目標。具体的には手術症例は130〜140/年に増加、外来は45〜50人/日、入院は10〜12人/日に増加させたい。
    特にラパロ手術に力を入れていきたい。(奥田が内視鏡認定医に受かった暁には、、、)
  2. 学会参加・発表を積極的に行う。
  3. 研修の先生に十分な教育を行う。
泌尿器科部長 奥田 比佐志

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