外来医長を終えて

外来医長として外来の運営（外来診療及び外来検査）、手術枠及び人員配置を行いました。
当初、目標に掲げた項目ごとに確認していきたいと思います。

まず外来業務、処置の安全な遂行に関してですが、特に大きなトラブルや事故も無く、無事に終えれたと思います。

次に外来業務の効率化をはかるために、今年度から設けられた予約外診察ですが、そこではかかりつけの予約外診察、他科依頼、緊急入院、救急車対応などをしてきました。それにより各外来担当医の先生方のサポートをしてきました。しかし予約外が故に仕方はありませんが、曜日による患者数の偏りや、緊急患者から優先的に診察する必要性があり、待ち時間が長くなった方が多かったのも事実です。これからの課題であろうかと考えます。

外来班は今年度から私、横田を班長として高木先生にサポート頂き、早川先生、八木澤先生をはじめ後期研修医の先生方に頑張って頂きました。私が診察中等で処置が困難な時は、早川先生、八木澤先生がリーダーとして活躍して頂き大変助かりました。外来班は単なる処置当番にとどまらず、透視検査・処置、前立腺生検、ESWL、救急車対応や往診などの外来診療サポート、膀胱鏡やカテーテル交換といった外来処置、各種カンファレンスのサマリー作成補助など多岐に渡る業務を遂行しております。外来部門に不可欠な存在であり、彼らのサポートにより外来医のスムーズな診療が可能となっています。また、一方で病棟業務のみではなかなか経験する機会の少ない一般的な泌尿器科処置を習得する場になっています。外来班の先生方の活躍は表彰ものだと思います。最後に外来医長、班長兼任で至らぬ点が多々あったとおもいますが、ありがとうございました。次期、外来医長の今井先生の活躍に期待しております。