2009年度の済生会栗橋病院は北嶋、益山と、冨田の後任の津嶋の3名でスタートしました。前年と変わらず全員10年目以上であり益々高齢化している状況ですが、それぞれが勝手に仕事をこなしている分いつのまにか仕事が終わっているという、私にとっては有り難い状況です。
2009年度の手術件数は323件と前年とほぼ変わりない件数で、全身麻酔の症例に関しては最低限月に1〜2件は開腹手術を行っている状況です。2009年度は大学より膀胱癌の患者さんを化学療法目的も含め多く紹介して頂き、膀胱全摘が6例と2ヶ月に1例の程よいペースで行えました。地域性かもしれませんがTUR-Btが82件と例年になく非常に多い年でした。昨年は麻酔科医不足で当院でも一時非常勤しかいない状況となりましたが、2010年4月より常勤4人体制となる予定で麻酔科による手術制限は解消されております。
2010年4月より栗橋町が久喜市と合併し、2011年4月から幸手総合病院が久喜駅近くに新たに総合病院(久喜総合病院?)として移転する計画があります。今後久喜市の基幹病院は久喜総合病院となるようです。当院も今後ICUの増床、ER部門の設立など現実化するのか全く検討のつかない計画があるようですがそれくらい策を講じないと新病院に太刀打ちできないとのことです。
最後になりますが手術、外来とご協力いただいた先生方ありがとうございました。今後とも御指導のほど宜しくお願いいたします。 |