「財団法人ときわ会 いわき泌尿器科」は1982年3月に開院して以来、入院ベッド19床の有床診療所として泌尿器疾患および腎不全疾患(透析、腎臓移植)の分野で地域医療に従事してきました。しかし近年の入院需要の増大に対応する必要が生じ、2008年12月1日より入院ベッドを22床に増床し「財団法人ときわ会 いわき泌尿器科病院」として開院いたしました。
いわき地区においても医師不足は例外ではなく、それに伴い総合病院での泌尿器科の閉鎖や腎臓内科の閉鎖が昨年相次いで決まりました。その影響で当院の外来受診数、透析患者数はますます増加している状況です。ときわ会グループでは、来年6月には60床の新病院の開院予定をしています。血液透析も150床を有する予定です。これにより泌尿器科および腎不全診療において、これまで以上にいわき地区に貢献できると考えております。
いわき泌尿器科病院では2006年6月に限局性前立腺癌の治療としてHIFU治療を導入し、2008年12月末で142症例に対し施行しています。これまで大きな合併症もなく施行しており、現在もその症例数は増えています。低侵襲の前立腺癌治療として地域に定着してきていると自負しております。
今後も「財団法人ときわ会 いわき泌尿器科病院」は、『笑顔とまごころ、信頼の絆』を合言葉に、職員一同更なる研鑽に努め、より多くの泌尿器および腎不全疾患の患者様の診療にあたりたいと考えています。これからも皆様の倍旧のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 |