東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2008年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2009年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2009年度の目標6.業績目録7.あとがき

1. はじめに

はじめに

就任3年目が終了し、私の計画の第一ステップの時期は終わりました。実現できたこと、できなかったことありますが全体としては70%の達成率といったところです。
さて4年目に入りことしから2年間が第2ステップとなります。これまではリフォーム期ともいえる期間でしたが、これからの2年間は調整とともに大きく飛躍するときだと考えております。

基礎研究面はこれからの2年間最も力を注ぐことになります。研究室をさらに充実させ移植免疫、特に免疫寛容の研究はこれまでにない規模で行うことになります。また、同時に腫瘍免疫についても基礎実験を組み立ててゆこうと計画しています。さらに多くの論文を作成をすることが大きな目標となります。
教育面では後期研修医と中間層の医師の教育に力点を起きたいと考えています。腹腔鏡技術認定医の取得、基本的オペ手技教育、などが重要なポイントになります。一方で様々な教育プログラムによる教育の充実とともに日常のカンファランスの充実を図りたいと考えています。カンファレンスに出席していれば最新の情報に触れられることが重要です。
臨床面では、更なる腹腔鏡オペの拡充、ロボット手術導入の準備、移植免疫研究の充実、腫瘍免疫研究などが重点的な事項となります。

今年はいろいろな意味で新しい形でのグループ像が明確となりその形が確立されてきます。関連施設との連携によるより大きなグループの形成、全国の他施設との共同研究などもさらに活発化していくと思います。これにより有機的に結合しグループ全体がまとまり、「よりよい医療をすすめ、よりよい泌尿器科医を育てる」というビジョンに向かって進んで行けるようになると確信しております。
2009年4月
田邉 一成

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