今年度は、透析装置の入替えを行いました。透析ベッド70床中オンラインHDF対応機が67台、オフラインHDF対応機が3台稼動しています。オンラインHDFに対応した67台は、より血圧安定化が期待される透析治療として近年増加しているI-HDF、さらにオンラインHDFとI-HDFを組み合わせた最新の治療法であるハイブリットHDFにも対応しております。
診療活動は、1日平均外来患者数(透析患者を除く)が 55.1人でした。また、透析患者数は 278人で、新規導入患者 31人、転入患者 10人でした。年間手術件数は、868件でした。前立腺全摘 6件、膀胱全摘 1件、腎摘・腎尿管全摘(開腹)5件、腎尿管全摘(鏡視下)5件、TUR-BT 46件、TUR-P 14件、ESWL 182件、TUL 9件でした。シャント関連の手術は、内シャント設置術 33件、表在化 2件、PTA 325件でした。
病院以外では、「足立区泌尿器疾患ネットワーク」、「足立区前立腺がん検診委員会」、「足立区慢性腎臓研究会」等の活動を引き続き行い、地域に貢献すべく努力しています。
今後もより良い連携体制を構築し、地域医療の輪の中で自院の役割を果たし、地域で必要とされる病院であり続けられるよう努力していきたいと考えています。また、諸先生方のご支援に感謝申し上げるとともに、今後ともご指導、ご協力の程何卒よろしくお願い致します。
木原 健
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