東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2019年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2020年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2020年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2020年度の目標 >> 済生会川口総合病院

済生会川口総合病院活動報告

済生会川口に着任して4年になります。その間、橋本雪司先生、池田敬至先生、蓑田亮先生、長坂直樹先生、小谷桂子先生と交代で活躍していただきました。2019年は林千裕先生、四手井郁美先生に来て頂き、吉野真紀先生と4人で活動しました。ウロ女子3人のチームですが、みんな対人で患者さんにも病院スタッフにも適切な接し方ですし、なによりタフに仕事をこなしてもらい助かりました。飲酒量はこれまでの4人のチームの中で一番でした。林先生がお子さんがいらっしゃり早めに仕事を終えたいとのことでしたので、みんなで一緒に仕事を早く終わらせるようにできたことはよかったです。

今年は6月に済生会泌尿器科医会の幹事を済生会栗橋の小林裕先生と一緒にさせていただきました。テーマを前立腺癌の新たらしい診療とし、MRIを利用した前立腺生検について、Biojetとコエリスの2社にデモをしたいただき、また前立腺局所治療について東海大学小路直先生に講演をいただきました。各施設興味をもっていただき、済生会宇都宮ではこれをきっかけにBiojetを導入されました。

また8月にはダビンチXを導入できました。病院として医事課、資材課、地域連携、手術室スタッフ、ME、病棟スタッフが参加した導入プロジェクトを1月からはじめ、資材や施設基準、術者基準、多施設の見学などをスケジュールをたてて進めることができ安全にスムースに導入することができ、2019年にはRALP19件、RALC3件を施行できました。飯塚先生、羽田先生にはわざわざきていただき指導をいただき大変ありがとうございました。2020年度はRAPNを導入できればと考えております。

他、2019年の振り返り、2020年の目標も記載しました。2020年は西村先生、根本先生にきていただきます。川口市のPSA健診、連携パスの導入もいよいよ現実味をおびてきました。2020年も宜しくお願い致します。


2019年目標振り返り

  1. Da Vinci手術の安全な導入;8月末より導入し、2019年にRALP19例、RALC3例:達成
  2. 手術件数の1割増加;590件⇒609件:増加するも未達
  3. 論文作成、できれば2報;1報報告:未達
  4. 川口市民健診へのPSAの導入の土台作り;議会、患者会へのアプローチ;
    市の担当社と面談、患者会は未:経過途上
  5. Biojet/Hifuを利用した前立腺癌局所治療の試験的導入:先進医療へのアプローチ中:経過途上

2020年目標

  1. RAPN手術の安全な導入
  2. RALPの2割増加
  3. 論文作成、できれば2報
  4. 川口市民健診へのPSAの導入の土台作り;議会、患者会へのアプローチ。
  5. Biojet/Hifuを利用した前立腺癌局所治療の試験的導入

橋本恭伸


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