東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2019年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2020年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2020年度の目標6.業績目録7.あとがき

4. 東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2020年度の目標 >> 外来部門

外来医長として

外来医長として1年間貴重な経験をさせていただきました。外来人員が少ない中、病棟医の先生方には常にご協力いただきました。また、外来班メンバーの海老沼先生、本年度入局された先生方には非常に助けていただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。

さて、外来医長を行うにあたり掲げた3つの目標について振り返りたいと思います。

(1)安全な外来処置の遂行
本年度外来にて行った処置に関して、大きな問題なく1年をおえることができ、外来班のメンバー、また病棟医の先生方には感謝申し上げます。目標としては達成できたのではないかと考えます。しかし人手が少なく、毎回その時々で処置を行う医師が変わる現在の外来処置診療形態では、医師同士・医師看護師間やそのほかのスタッフ間での情報共有が非常に大切だと感じました。今後も業務の申し送りや、処置前のブリーフィング等の確認作業という一見地味ではあるこの作業を綿密にしていくことが安全な処置遂行への第一歩だという認識で進めたいと思います。

(2)円滑な外来業務遂行
外来班メンバーでの業務遂行は多くの部分を新入局員の先生方に担っていただきました。とても頑張って下さり、人手不足の時などは外来班を終了し病棟に戻った病棟医の先生方にも大変お世話になりました。毎日のコミュニケーションの大切さを再認識致しました。こちらもおおよそ目標達成できたのではないかと思います。

(3)新入局員への教育の実施
3つ目の目標の達成度としては残念ながら日々の日常診療を超えてのレクチャーは実施できませんでした。やはり日常診療の中でその都度フィードバックすることで手一杯となってしまいました。教育という点については来年度も自身の課題としたいと思います。

以上1年間スタッフの先生方、医局長、病棟医長、病棟医の先生方、そして外来班に所属していただいたメンバー全員の先生方のご尽力のもと何とか形としては1年間班長を遂行させていただきました。この1年で学ばさせていただいたことを今後も生かしていきたいと思います。本当にありがとうございました。

吉田一彦

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2020年度 外来医長

4月より2度目の外来医長を拝命した羽田と申します。昨年は病棟医長として、神澤班長・室宮班長、吉田医局長および諸先生方の多大なるご協力を頂き、何とか一年間を終了することができました。この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。
今年度の活動目標として以下の点を上げたいと思います。

(1)外来業務の効率的な運営、処置の安全な遂行
例年通り外来班が構成されますが、近年外来班に御願いする諸業務が拡大する一途であります。従来の処置、透視検査、ESWL、前立腺生検に加え、救急車や緊急入院の対応、術前サマリーやカンファの準備など彼らのサポートなしには外来業務が成り立たなくなってきております。また、スタッフの先生方が少なくなり、予約外診察を病棟医の先生方にご助力をお願いしてやっと回せている状況にあります。対応が出来ない場面も十分想定されますので、外来医の先生方の御理解・御協力なしでは成り立たないと考えております。何卒宜しくお願いいたします。
また、外来処置に関しても侵襲を伴うものも多いことから、外来担当医、班員、コメディカルと情報を共有し、連携を密にしながら信頼関係を築き何よりもまず安全な業務が行えるよう努力していきたいと考えております。外来運営に関して、外来看護師や外来医事課・受付との合同カンファを本年度も施行してまいります。

(2)女性医師の職場環境づくり
本年度の外来班員は、海老沼先生・林先生・前期研修医の先生と女性医師がメインとなっております。徐々にお子さんがいらっしゃる女性医師も多くなってきており、家庭との両立を目指して働きやすい環境作りをしていく方針です。

(3)前期研修医の指導や教育
約2-3ヶ月毎のローテーションで前期研修医の先生方が外来班として活躍していただきます。基本的な処置である膀胱鏡や仙骨麻酔、透視下処置、前立腺針生検、ESWL、機会があれば腎瘻造設などに携わり、その手技の範囲を広げてもらえるよう、指導やフィードバックなどを充実したものにしたいと考えております。

(4)手術予定の調整
研修医、指導医それぞれに症例の偏りが出ないように心掛けたいと思います。

羽田圭祐

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