東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2018年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2019年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2019年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2019年度の目標 >> 川島病院

川島会 川島病院 2018年度活動報告

川島病院に赴任してから早くも1年が経とうとしております。川島会は県内の透析患者の約半数を診療しておりその患者数はなんと1000人以上に上ります。国内の透析患者が約30万人とすると約300人に1人が川島会で透析医療を受けている計算になります。私は当院で主に泌尿器科およびバスキュラーアクセスを専門に研修を受けています。特にバスキュラーアクセスに関連する手術症例数は多く、内シャント造設、人工血管移植、動脈表在化、腹膜透析カテーテル留置、血管内治療、副甲状腺摘出術などこの1年弱で200例以上を執刀しました。泌尿器科手術に関しても一定数あり経尿道的手術を中心に勉強させて頂いております。

腎移植に関しては本年度の症例数は4例でした。症例数は少ないですが免疫学的検査および脱感作療法を含めて自身で術前評価をする必要があり、昨年本院で学んだことを更に深く理解することができました。

当院のもう一つの特徴として、医師は勿論のこと看護師や検査技師を含め臨床研究を活発に行なっている点です。これは透析患者数や症例数の多さによって成り立つことであり、自身も透析関連の臨床研究を開始し年内に論文化することを目標としています。

川島理事長、水口院長をはじめとする川島病院スタッフの方々にはいつも助けて頂いており、前任の先生方から伺っていた通り非常に働きやすい病院で公私共に充実した日々を過ごしています。

3年後には新病院に移転する予定となっており、今後もアクティビティを落とさず患者数および手術症例数の増加に貢献できるよう努めます。

阪野太郎


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