東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2018年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2019年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2019年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2019年度の目標 >> 大久保病院

大久保病院 2018年度の活動報告

昨日、歌舞伎町で発砲事件がありました。最近の歌舞伎町は再開発が進み、以前よりもクリーンで安全なイメージが少しずつ定着しつつあったので残念です。

そんな年明けの始まりでしたが、昨年の大久保病院は、増加傾向にある外国の患者さんへ質の高い医療を提供できるように院内の整備を行い、外国人患者受入れ医療機関認証制度(Japan Medical Service Accreditation for International Patients:JMIP)を取得しました。 場所柄、韓国、中国、ネパールなどのアジア圏の患者さんが多いのですが、最近はヨーロッパから観光で来日された方の救急外来受診も増加傾向にあります。 これから東京オリンピックを迎えるにあたって、ますます外国の患者さんの受診が増えることが予想されるため、そのための対応をさらに進めていく必要性を感じています。

大久保病院泌尿器科・移植外科としては、腎移植を希望する患者さんを定期的に紹介してくれる病院が少しずつ増えており、最近、減少傾向にあった腎移植件数が、昨年は9件(一昨年、7件)と少し増え(以前には遠く及びませんが)、2019年1月の時点で、移植希望の患者さんが10ペア程度いるというのは明るい兆しだと思います(この数年は、なぜだか年明け~春先にかけて腎移植希望患者が少なく、開店休業という状態が続いていましたので)。

一般泌尿器科に関しては、大学からの協力を得て、内視鏡手術や膀胱全摘術も少しずつ増加傾向にあります。

当院は大学のようなハイボリュームセンターではありませんが、小規模の当院ならではの、きめ細かい医療を提供することで、少しずつ実績を積み重ねていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。


2019年の目標

1)生体腎移植件数:年間20件以上
2)泌尿器科手術症例の増加
3)国内および国際学会での積極的な発表

白川浩希


[ 前のページへ戻る ] [ ページトップへ戻る ]

Copyright (C) The Society of Urological Disease at TWMU All Rights Reserved.