東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2018年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2019年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2019年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2019年度の目標 >> 八千代医療センター

八千代医療センター 2018年度活動報告

八千代医療センターに赴任して5年が経過し、6年目に入りました。昨年春にはスタッフの大幅な変更があり、しばらく混乱しておりましたが、花島先生、島田先生、高橋先生、室宮(本間)先生の働きでパフォーマンスは上昇しております。特に女性二人の献身的な働きにはこの場を借りて感謝いたします。結構多忙でレクリエーションも全くできなかったので、春までには何かできるか考え中です。

診療面では昨年はロボット膀胱全摘を開始しました。尿路変更は教育的な意味もあり、小切開での体外手術で実施しておりますが、今後ICUDも導入していく予定です。RARP、RAPNもまだまだ件数は少ないですが、症例を重ねております。腎移植は県内の基幹施設が移植を辞めたこともあり、腎移植件数が増加しております。また、一昨年より献腎移植施設となっておりましたが、登録待機患者が80名ほどに急に増え、献腎移植の第一例も実施しました。

当科では地域の先生方との医療連携を推進するため、毎年6月に八千代市内の先生と泌尿器科連携の会を開催し、当科での診療について紹介や泌尿器科疾患のプライマリケアなどの講演などを実施しております。また、病院全体で年2回健康フェスタを開催しており、一般の方向けの健康教室や中高生の手術体験セミナーとして、ダヴィンチに触れてもらう企画などを泌尿器科で担当しており、好評です。腎移植については県内の主要な腎疾患診療施設を訪問し、勉強会や報告会を開催しました。千葉県は人口当たりの腎移植件数は全国平均より少なく、まだまだ腎移植を必要とする患者さんがいると思います。献腎ドナーが少なく今回の症例も県外からのシッピングでしたので、今後、献腎移植の普及啓発にも力を入れていく必要があると思っております。


2019年度目標

  • 専門医教育
  • ロボット支援手術の件数増加
  • 腎移植件数の増加と医療連携の強化
  • 献腎移植の普及啓発

乾 政志


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