東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2018年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2019年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2019年度の目標6.業績目録7.あとがき

4. 東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2019年度の目標 >> 外来部門

外来部門

2018年度は、外来の医師や看護師、事務などのスタッフの減少をはじめ、働き方改革やJCIによる診療体制の見直しなど、本院では外来環境が激変した1年でした。このような転換期にもかかわらず、本年度の本院泌尿器科の総受診患者数は計37895人とここ数年さらに増加傾向でした。今年から導入された地域連携病院からの直通電話の設置などで紹介患者も著明に増加しており、本年度の初診患者は5536人と過去20年で2番目を記録しました。このような環境のなか、外来部門として何事もなく無事に1年間を終了することができたことに安堵しております。ご協力いただきました先生方やコメディアカルの皆様には深く感謝しております。

外来班としては、濱崎先生と和田先生が中心となって、蓑田先生(4-9月)や後期研修医とともに多岐にわたる業務を無事に遂行していただきました。ありがとうございました。特に濱崎先生と和田先生には重ねて御礼申し上げます。

これからも働く環境は日々変化していますが、皆様、今後とも引き続きご協力をお願い申し上げます。

吉田一彦

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外来医長として

外来班員として3年が経過し、本年度外来医長をやらせていただきます濵﨑と申します。外来医長を務めるには何分未熟者ではありますが、与えられた役割を自分なりに精いっぱい務めようと思います。何卒宜しくお願い申し上げます。

今年度の活動目標は以下の3点を挙げたいと思います。

(1)安全な外来処置の遂行
前立腺生検、腎瘻造設、膀胱瘻造設、DJステント留置・抜去、RP等々侵襲的な処置はもちろんのこと、尿道カテーテル留置という基本的手技でも実際は尿道損傷を起こす可能性があり、これらを安全に遂行することを第一の目標にあげます。現在透視を利用する処置や前立腺生検、DJカテーテルの抜去等はすでにブリーフィングが行われ、左右の確認や患者の内服状況などを確認しておりますが、これらを徹底することでヒューマンエラーを減らして安全な処置の遂行を行いたいと思います。

(2)円滑な外来業務遂行
本年度の外来班の構成は、外来医長の濵﨑、和田先生、ローテートのメンバー1人(新入局員)の3人態勢となります。このうち濵﨑と和田先生は外来診療、外勤、手術を行う中で外来処置を平行することとなります。現実的には現在も毎日メンバーのやりくりを行い、道具の確保を行うだけでも非常に困難な状況が多々あります。かと言って、病棟医の手を借りることは病棟医も不足している状況から困難であることが予想されますので、情報共有を密に行い、外来業務が無理なく遂行できるよう医師・メディカルスタッフチーム一丸となり業務の遂行に頑張りたいです。

(3)新入局員への教育の実施
自分が入局した時代の外来班の構成としては常に上級医が横について下さり、処置について指導していただいておりました。しかし現在人手不足に加え、全ての業務がそうであるように、就業時間内での業務遂行が強く要求されております。そのため余裕を持って指導しながらの処置遂行がなかなか困難な場面も多々あります。今年度は今一度、この日々の業務に忙殺されるだけの状態を見直し、基本的手技について、またカンファレンス準備からは泌尿器科疾患について、一つ一つフィードバックできる時間を持てればと考えます。

以上1年間宜しくお願い申し上げます。

濵﨑和代

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