東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2013年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2014年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2014年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2014年度の目標 >> 親水クリニック

医療法人社団自靖会 親水クリニック 活動報告・2014年度の目標

我々 医療法人社団自靖会は、医局の皆様のご支援のお陰で、H16年9月1日に開設して以来、本年は10周年を迎える年となりました。

昨年は永年介護老人保健施設「めぐみ」の施設長をお勤めいただいた、齋藤豊一先生がご勇退され、当法人の最高顧問に就任していただきました。

本年度からは、前帝京大学麻酔科学教授、現在の日本蘇生学会会長の岡田和夫先生に施設長をお願いし活発にご活躍いただいております。又、親水クリニック(泌尿器科、内科、透析外来)は、前東京大学泌尿器科学教授の北村唯一先生に院長に就任いただき、その下に石永裕司先生(内科)、冨田晋太郎先生(泌尿器科)、井之輪俊彦先生(泌尿器科、本年7月就任予定)を常勤医とし、万全の体制でクリニックを運営しております。

開設10年を迎え、当法人は永年の夢でありました病棟(19床全個室)を新設し、本年4月1日よりオープンしました。今後この3階建ての新病棟の下にこれまでの外来部門を移転し、(本年10月末完成予定)より広い手術室、CT室、透析室、内視鏡室を完備し、泌尿器科は勿論のこと、血管外科、内視鏡外科の分野の治療も発展させていく予定です。また透析室の移転も行い、全く新しい透析室(35床)を新設し、これまで以上に地域の腎不全患者様をトータルにケアできる施設を目指してまいります。

以上のように、昨年までは入院施設が無かったため、小さな外来手術(ブラッドアクセス、泌尿器科小手術のみ)しかできませんでしたが、本年度からは、北村院長の指導の下、徐々に腰麻、全麻下の泌尿器科手術が行えるものと思います。

ご存知の様に、腎不全患者様の高齢化は益々顕著であり、要介護、通院不可能な透析患者様も激増しております。そのためにも、我々は医師に出来うること(on line HDF I-HDFなどの透析方法の改善、CAPD併用、在宅透析、入院入所透析など)だけではなく、PT,OT,ST,管理栄養士と共に、患者様のtotalなADLの向上を目指して、腎臓リハビリテーションを中心とした運動、栄養方法に重きを置いております。幸いにも、10年間の蓄積で、わが組織の医療介護従事者は、離職率も少なく、豊かな経験を重ねつつあり、全ての職種で、当法人に関わる患者様に、全人格的なアプローチが出来るようになってまいりました。

今後は、我が母校であります女子医大泌尿器科医局から、一人でも多くの若い先生方に興味を持たれ、近い将来是非一緒に力を合わせて下さる先生が来て頂ける様、日々臨床面もしっかり努力を積み重ねていく所存です。

理事長 井口靖浩

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