東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2013年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2014年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2014年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2014年度の目標 >> 三友堂病院

三友堂病院 活動報告・2014年度の目標

月,水曜日は約30人外来診療の後,前立腺生検,ESWL,その後夜間透析回診を行っています。
火,木曜日は約40人の外来診療の後透視検査,ステント交換等しております。
金曜日は手術日で鬼塚先生,小林先生に来ていただき手術をこなしています。
入院患者は6−13人,平均8‐10人程度です。

4月から赴任したこともあり,この一年はまず患者さんに自分を理解し,信頼してもらうことから始まりました。そして初めは必要な検査をして,病気検索の期間となりました。最近ようやく大きな手術も任せてもらえるようになりました。大学その他の病院のように全体としての症例数は多くはありませんが,一人あたりの内容は濃く,一人の患者を診断から手術そして術後のfollow up まですべて診られているところにやりがいがあります。

ところで,自分で希望したとはいえ,一人医長というのは肉体的にも精神的にもかなり大変なことだと気づきました。この生活を続けてこられた先輩方を尊敬せずにはいられません。先輩方は米沢の生活は楽しかったと言っておられますが,私には楽しむ余裕もなく日々が戦いのようです。“no pains, no gains” この言葉を胸に自分を奮い立たせている。そんな感じの生活です。

米沢に来て図らずも地域医療の崩壊を目の当たりにしました。地域の医者の高齢化が進み日当直のできる若手医師の減少及びその負担はかなり大きくなっています。医師の派遣を頼むにも地域の大学病院も人手不足で人員が出せないというのが現状であるようです。東京にいると感じることのないことを肌で感じました。はたから見ると“東京独り勝ち状態”のようです。同じ日本でありますので医師の適正配置の問題もまた重要な問題であると感じました。この4月から大学から土日に当直に来ていただき非常に助かります。感謝いたします。

2014年度目標

事故がないように医療を行う。本当にこれに尽きると思います。

佐藤泰之

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