東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2013年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2014年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2014年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2014年度の目標 >> 済生会川口総合病院

済生会川口総合病院 活動報告・2014年度の目標

H25年は、手術件数669件(ESWL、前立腺生検、RPを含む)であった。医師数の1名減により昨年と比較し件数が若干低下した。手術の内訳は、癌関連手術159件のうち、腎腫瘍手術(腎摘、腎部分切除)23件、うち内視鏡下手術15件、腎尿管全摘除術9件、うち内視鏡手術9件、鏡視下副腎摘出術8件で鏡視下手術は34件となり昨年より4件増加した。一方、前立腺全摘除術28件で昨年と同数、膀胱全摘除術4件で膀胱全摘が5件減少した。TURBTは76件で14件減少した。良性疾患では、前立腺肥大症に対するTURPは20件でさらに減少傾向にある。秋よりレーザーが導入された。このため、TULは21件、 HoLEP2件施行となった。本年は本格的にレーザー関連手術を開始するため結石、BPHなどの良性疾患の治療も充実したものとなると思われる。

スタッフは、1名減の4人体制(龍治、菊野、角山、早川)で診療にあたったが育児、結婚と忙しい中非常にがんばっていただき重要疾患の治療は昨年以上の件数となった。本年は医局のご援助で5人体制に戻る予定のため手術件数、内容ともさらに充実すると考えている。

学会発表の他、昨年は全国済生会泌尿器科医会を当院が当番病院でおこなった。総会とともにスキルアップセミナが開催され、腹腔鏡手術の検討とHoLEPの検討がおこなわれた。また、共同研究として前立腺手術のパスの標準化の検討が開始となりさらにレベルの高い手術が要求されるようになると思われる。

新館が建設が開始となった。再来年には完成予定で医局の新設、ICUの充実などさらなる発展が期待される。

龍治 修

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