東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2013年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2014年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2014年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2014年度の目標 >> 大久保病院

東京都保健医療公社大久保病院 泌尿器科・移植外科 活動報告・2014年度の目標

大久保病院では昨年度、病院の機能評価および電子カルテシステム変更と二つの大きなイベントがありました。そのため、日常診療業務とは別に、会議やシステム作成の準備などが多くて大変でしたが、機能評価は10月に無事終了し、12月には電子カルテのシステムも大きな混乱なく移行することができました。ただ、実際に使ってみると、いろいろと不備な点がありますが.....。

泌尿器科としては、昨年度の生体腎移植は18件で、前年と比較すると、やや減少となりました。しかし、79歳の高齢ドナー(総腸骨動脈瘤に対して動脈ステント留置後の腎提供)、高感作症例(FCXM:B陽性)、移植後1年で虫垂炎穿孔による腹膜炎から緊急手術となった症例など、大久保病院としてはハードルの高い症例がありましたが、なんとか無事に乗り越えることができました。

また移植患者の紹介を増やすための取組として、昨年秋に立ち上げられた都立病院・公社病院(旧都立)腎臓内科連携の会や新宿区医師会の研究会などで講演をさせていただき、最近、新規の病院から患者紹介があり、今後も定期的に移植医療の情報発信を続けていき患者紹介の増加につなげていきたいと考えています。

一般泌尿器科は昨年4月から戸田先生の後任として剣木先生が赴任され、外来、手術とがんばっていただき、特にESWLでは治療成績の向上に貢献していただきました。また外来化学療法も開始することができました。

今年度は、泌尿器科・移植外科ともにいろいろとありましたが、結果的には大きな問題もなく乗り切ることができ、手術等で御協力いただいた先生方には、とても感謝しております。

来年度は腎移植患者の症例増加のための広報活動によりいっそう力をいれていきたいと考えています。また4月からは辻村先生を迎え新たな体制となりますが、今後ともよろしくお願いします。

白川浩希

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