【活動報告】
至誠会第二病院は世田谷区上祖師谷の閑静な住宅街のまさに真ん中にあり、病床数300あまりのいわゆる「地域の中核となる総合病院」です。東京女子医科大学のOG(至誠会)が設立した病院で大学の関連病院であり、多くの科が女子医大の医局に大変お世話になっております。泌尿器科はそれまでは診療が無く、2005年5月から外来診療(のみ)がスタート、2006年の6月から奥田が常勤となり、入院・手術などの診療も行っております。2013年は8年目の診療となります。2010年4月に飯田祥一先生、2011年4月には瀬戸口志保先生に交代して来て頂き、2013年4月からは和田晶紗先生が加わり現在は常勤3人体制です。2014年4月から和田先生と交代で溝口翔悟先生が赴任する予定です。現在外来(定期的に水曜日に渡辺栄子先生、第4木曜日に小内友紀子先生に来て頂いております)患者は1日平均50〜60人ほど、入院は1日平均10〜16人程度でこれまでと大きな変化はありませんが毎年少しずつ増加しています。TUR-P, TUR-BT, (f-)TUL、(ラパロ)腎摘・腎部分切除、(ラパロ)前立腺全摘除術などをはじめとする手術患者、Best supported careをしている進行癌の患者、UTI患者、、、と典型的な一般病院の患者背景です。この数年骨盤内臓器脱に対するTVM(AP)も積極的に行っております。2013年の特筆はラパロ前立腺(LRP)を飯塚淳平先生のお力を借りて始められたことです。数は少ないですが透析用内シャント手術やそれに伴いシャントPTAが徐々に増えてきております。近隣の透析施設が女子医大の出身の先生のため、シャント作成を依頼して頂けるようになって来ました。
2008年の4月から専門医教育認定施設の認定を受けました。認定関連施設でしたが症例を重ね、2013年4月からは基幹教育施設に認定されております。後期研修の先生や臨床経験を重ねたい先生が勤務していただく体制が整備されてきております。
またバイト先の病院として大学の若い先生に当直や休日日勤のバイトに来て頂き大変助かっております。この場をお借りして厚くお礼申し上げます。有難うございました。大学の先生方のご協力なくして当泌尿器科は成り立ちませんので今後ともご指導、ご鞭撻の程どうぞ宜しくお願いいたします。
【2014年度 目標】
- 前年より実績をアップすることが目標。具体的には手術症例は140〜150/年に増加、外来は60〜70人/日、入院は12〜18人/日に増加させたい。
引き続きラパロ手術に力を入れていきたい。
- 学会参加・発表を積極的に行う。(これがなかなか難しい)
- 症例実績を伸ばして人員派遣を継続して頂く。
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