東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2013年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2014年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2014年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2014年度の目標 >> 東京女子医科大学附属青山病院

東京女子医科大学附属青山病院 活動報告・2014年度の目標

光陰矢の如しで、青山病院泌尿器科の立ち上げから丸7年が経過し、8年目に突入いたしました。日々の充実した診療が行えているのも、いつもバックアップしてくださっている本院の先生方のおかげと感謝しております。先日、田邉教授が監修された「腎癌のすべて」改訂第2版も無事発刊され、女子医大泌尿器科のこの10年の積み重ねを感じています。

【2013年活動報告】

2007年に一人で赴任し、2011年7月からは橋本先生+研修医の3名体制となり、2013年度は松本先生が1年間を通して勤務してくれました。9月からは新入医局員の岡田先生、蓑田先生、大島先生、石原先生が交代で手術を含めた研修に来て4人体制となりました。昨年度も橋本先生の行き届いた教育で、研修医の先生達が充実した研修が出来たと思います。

昨年度も本院から沢山の患者さんを紹介していただいたお蔭で、手術件数は392例と前年度と変わらない件数となりました。化学療法の患者さんの数が増えていますが、橋本先生を中心に化学療法委員会を開催して事故なく治療が行えるようになっています。

腎尿管結石のTULに関しては、3年間にわたり清水先生、小内先生にご指導いいただき有難うございました。清水先生は現在も忙しい中、月1回戸田中央病院から来ていただいております。

2013年には病棟の看護師さんにも日常診療の経験を活かして、ストーマリハビリ研究会および癌治療学会で発表をしてもらうことができました。泌尿器科の治療により興味をもって働いてくれるようになっています。

【2014年活動予定】

今年度は1年間通して羽田先生が青山病院で勤務してくれることになっています。今までの研修の成果を発揮して、青山病院でも活躍してくれる事と楽しみにしています。

恒例の3つのお願いです。

  1. 2014年度も手術症例の更なる増加を目指しておりますので、引き続き本院からの症例紹介を宜しくお願いいたします。
  2. 現在継続して行っている臨床研究は、「睡眠時無呼吸症候群(SAS)と夜間頻尿に関する共同研究」、「難治性過活動膀胱および間質性膀胱炎に対するA型ボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法」、「早期前立腺がんに対するPSA監視療法:国際共同比較研究(PRIAS-J)」「早期前立腺癌に対するPSA監視療法における [-2]proPSAの有用性の検討 -Prostate Cancer Research International: Active Surveillance (PRIAS)での国際共同比較 -PRIAS-JAPAN付随研究 Innovation Study of PRIAS-JAPAN (PRIAS-JAPAN IS)」「表在性膀胱癌に対するBCG膀胱内注入+UFT併用療法の再発予防効果に関する臨床比較研究(無作為化比較試験)」です。これ以外にも排尿関係の臨床試験開始を予定しております。対象の患者さんがいらっしゃいましたら、青山病院にご紹介いただけますよう宜しくお願いいたします。
  3. 今年度も今まで以上に多くの先生方のご協力を得ながら仕事をしていきたいと思っていますので、青山病院泌尿器科を宜しくお願いいたします。

個人としてはインフェクションコントロールドクター(ICD)の資格を取得し、青山病院の感染対策に貢献できるよう努力しています。また、昨年6月には母校女子医大の同窓会である社団法人至誠会の理事に就任させていただき、至誠会のために微力ながら尽力しています。昨年末には、東医療センターの巴先生が会長をされていた日本泌尿器科学会の女性泌尿器科医の会の発展的解散の後に新たに発足した「男女共同参画委員会」の委員に就任させていただき、女性医師の地位向上のために活動させていただいております。

前田佳子

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