東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2013年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2014年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2014年度の目標6.業績目録7.あとがき

4. 東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2014年度の目標 >> 外来部門

外来部門 2013年度活動報告

外来医長を終えて

外来班は単なる処置当番に留まらず、透視検査・処置、前立腺生検、ESWL、救急車対応や往診などの外来診療サポート、膀胱鏡やカテーテル交換といった外来処置、各種カンファレンスのサマリー作成補助など多岐に渡る業務を遂行しております。外来医のスムーズな診療に不可欠な存在であり、また一方で後期研修医にとっては、病棟業務のみではなかなか経験する機会の少ない一般的な泌尿器科処置を習得する大変貴重な場になっています。

今年度、外来班は前半を今井が、後半を戸田が交代で医長を勤めさせて頂き、八木澤先生、柴原先生をはじめ後期研修医の先生方に頑張って頂きました。我々が診察中等で処置が困難な時は、両名がリーダーとして活躍して頂き大変助かりました。

特に今年度は例年通りの外来の運営(外来診療及び外来検査)、手術枠及び人員配置に加え、富士通の新電子カルテシステムの導入の先導責任者となる事が、特に後半は大きな仕事となりました。

まず外来業務、処置の安全な遂行に関してですが、特に生命に関わるような大きなトラブルやアクシデントも無く、無事に終えることができたと思います。しかし外来透視室で行われる検査が、特に他科からの依頼によるものが非常に増加傾向にあり、これを安全に施行するにあたり、充分な余裕をもって、更に教育的指導も行える人員の確保が困難であった日が多く、これからの課題であろうかと考えます。

電子カルテに関しましては、特に新旧システムの入れ替わりである、年末年始のトラブルが非常に心配されましたが、こちらも患者様に直接の不利益となるような事態はなく、年度末にはほぼ例年通りの業務が可能となり、大変嬉しく思います。こちらは真に一重に医局の全ての先生方のご協力によるものと、大変感謝しております。

最後に外来医長、班長兼任で両名とも至らぬ点が多々あったと思いますが、支えて下さった皆様に重ねて大変感謝しております。ありがとうございました。

戸田直裕

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外来部門 2014年度の目標

4月より外来医長を拝命しました土岐大介です。『外来業務は泌尿器科の顔』であることを念頭におき、一年間業務を精一杯全うしたいと考えています。以下今年度の活動目標を掲げさせていただきます。

(1)
外来業務、処置の安全な遂行
外来処置といえども透視検査、ESWL、前立腺生検など、侵襲を伴うものも多いことから、外来担当医、班員、コメディカルと情報を共有し、連携を密にしながら信頼関係を築き何よりもまず安全な業務が行えるよう努力していきたいと考えております。とにかく医療事故のないように安全な医療を行うことが第一目標です。
(2) 他科との密な連携
泌尿器はその特殊性から、他科から依頼が非常に多く、また、近年尿路のトラブルで準緊急に処置を求められることが増加しています。緊急性がある場合はできる限り迅速に対応することで、患者さんに利益をもたらすだけではなく、他科との信頼関係を築いていきたいと考えています。
(3) 前期研修医の教育
外来での手技は泌尿器科の基本であり、前期研修医にとってそれらを習得することは泌尿器科医として働く自信となります。また術前カンファ、前立腺カンファのサマリーを作成することも外来班の役目であり、サマリー作成は泌尿器一般の知識の習得、整理する良い機会であります。前期研修医の先生には積極的に外来班での業務に携わって頂き、泌尿器科医としての基礎を固めていって欲しいと期待しています。
土岐大介

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