東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2011年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2012年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2012年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2012年度の目標 >> 自靖会親水クリニック

自靖会親水クリニック 活動報告・2012年度の目標

介護施設に入所しながら人工透析が受けられる医療機関として、自靖会親水クリニック及び介護老人保健施設めぐみを開設して丸8年を迎えることができました。これも一重に、同門会の皆様の後援のおかげと、心から感謝しております。しかし、老健施設と外来クリニックだけでは、医療福祉の健全な任務遂行の困難を痛感いたしましたので、入院施設とグループホームの増設を図り、今年度中には建築にかかります。完成は来年度になると思います。

老健施設では、東大泌尿器科教室の「高齢者の排尿の研究」の一施設として参加することになり、鈴木基文講師と協同して研究中であり、第25回日本老年泌尿器科学会(6/1-2開催)に演題「高齢者排尿自立支援」として発表の予定です。第24回大会では、熊本悦明・北村唯一・齋藤豊一の連名にて演題「新しい発想による中高年男性用パンツの開発」が学会賞を授与されました。また、第23回全国介護老人保健施設大会でも演題(未定)を発表の予定です。

また、併設の訪問看護ステーションを中心とした在宅事業部では、訪問診療は勿論のこと通院不可能となった高齢頻尿器か患者のケア、前立腺癌を主とする癌末期の患者さまの自宅での看取りなど、限りなく存在する在宅で為すべき医療に挑戦していきます。

最期に、クリニック部門は、外来患者数は毎年増加の一途で昨年度は約8,000名の患者さん(泌尿器科60%、内科30%、整形外科10%)を外来で診療いたしました。今後は入院施設が完成すれば、これまで他院での手術・治療をお願いしていた患者さんの受け入れも可能となる為、手術・検査・入院管理などのより一層の充実を図るべく職員教育に励んでいるところであります。また、24年4月から、東京女子医科大学の教育関連施設としても認定を受け、地域での腎センターとしての役割を目指していきます。

井口 靖浩

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