東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2011年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2012年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2012年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2012年度の目標 >> 済生会川口総合病院

済生会川口総合病院 活動報告・2012年度の目標

H23年は、手術件数858件(ESWL、前立腺生検、RPを含む)であった。ここ数年取り組んでいる疾患の選択と集中により、手術件数は年々増加傾向にあり、癌関連手術と結石治療が増加し小手術が減少傾向にある。手術の内訳は、癌関連手術173件のうち、前立腺全摘除術は31件に増加しそのうち1件は大学のご協力のもと鏡視下手術を施行できた。また腎腫瘍手術(腎摘、腎部分切除)17件、うち内視鏡下手術7件、腎尿管全摘除術7件、うち内視鏡手術7件で鏡視下手術へ移行している。膀胱全摘除術は8件、TURBT 89件で例年と比較し大幅に増加した。一方、前立腺肥大症に対するTURPは38件で減少傾向にある。これらの結果は、当科の収益が年々増加していることからも裏付けられ、DPC対象症例数では、全国51済生会病院泌尿器科の中で宇都宮済生会についで2位となっている。

また、ここ数年川口市泌尿器科医会を軸としてPSA地域連携パス運営に取り組んできた。結果、医師会ホームぺージに掲載となり、説明会、雑誌掲載もなされ順調に軌道に乗っている。このため、昨年は、前立腺生検数は196件に増加した。本年は新たな連携パスの作成を考えており、さらに病診連携が進むものと思われる。

スタッフは、医局のご援助により4人体制(龍治、菊野、剣木、福田)で診療にあたりさらに9月から角山が参加し5人体制となりさらに充実したものとなった。教育面では、一昨年に続き、病理カンファレンス、回診前カンファレンス、術前カンファレンス、7Aカンファレンスが、継続的に施行されており、学会発表、講演会、論文発表も一昨年にと同様精力的におこなった。

昨年、全国済生会泌尿器科医会が発足となった。今後も医局との関係を重視しつつ、さらに横断的な交流も促進させることで新たな技術交流、人間交流がすすむものと期待している。

今年の課題として新たな技術の習得を図りたい。具体的にはレーザー関連手術を始める予定である。

龍治 修

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