東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2011年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2012年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2012年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2012年度の目標 >> 東京女子医科大学附属成人医学センター

東京女子医科大学附属成人医学センター 活動報告・2012年度の目標

昨年は成人医学センター設立35周年を迎えた。また今後の成人に医学センターのあり方を問われる1年となった。職員一丸の努力により当院の収支も改善傾向にあるが、本年の東京女子医科大学理事会において今後、青山病院と統合される事が決定され、今後どのような方向で統合が進展するのか見守りたい。

2011年度、泌尿器科の出来事として特記すべき新しいことは無い。もともと健診施設であるため、PSA高値、顕微鏡的血尿、頻尿などを主訴に来院される患者さんが多い。健診にてPSAのGray zoneの患者さんが多く、昨年は37例の前立腺生検を施行し16例(43%)の前立腺癌を検出し、多くの方は本院にて手術か放射線療法をお願いした。また、健診のエコー検査で膀胱腫瘍や腎癌や腎盂尿管腫瘍も1年で計10例前後発見されており、関連施設で治療をお願いしている。

昨年度より青山病院にて定期的に手術が行われるようになり、膀胱腫瘍でTURの適応の患者さん、尿路結石でTULの適応のある患者さん、入院での前立腺生検の適応のある患者さんは、ほぼ前例青山病院にお願いしている。

成人医学センターに赴任して5年半が過ぎようとしている今日、自分が掲げた目標の達成率は低く、反省している。

来年度より済生会栗橋病院に赴任する事になり、臨床のみならず、研究(臨床研究)、教育に再び精進しようと思っている。

成人医学センター泌尿器科常勤医として鬼塚医師から引き継ぎ小林で約11年継続していたが、今後はしばらく非常勤医で外来をつなぐことになる。将来的に今後どのような方向に向かうのかは、ここ1〜2年の大学本部の決定によりおのずと決まってくると思われる。

小林 裕

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