東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 講演会一覧設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2024年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2025年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2025年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2025年度の目標 >> 東京女子医科大学附属足立医療センター

2024年度足立医療センター泌尿器科活動報告

2024年度も、女子医大本体としては暗い話題が続いております。足立医療センターもそれに漏れず、とくに内科医の数が増えずactivity上がりません。救急外来ではかかりつけ患者を平気で断り、内科の初診予約が2-3ヶ月後にしか入らないなど常軌を逸しております。内科の改革が当センターの今後を決めることは明らかで、上層部も新体制になりましたのでどのように改革してくれるか期待したいと思います。

その中で泌尿器科としては依然としてhigh performanceを維持したまま1年間経過することができました。とくに膀胱全摘は年間28例と都内でもかなり多い症例数となりました。足立区という地域性もありますが、膀胱全摘のような侵襲の高い手術は一般病院では行わなくなってきているのかもしれません。また腎癌も足立区内のクリニックから直接ご紹介をいただくことが増えてきました。足立区に移転して3年が経ちますがようやくわれわれが行っていることが浸透してきているように実感いたします。また今年は、BPHに対する低侵襲手術である尿道吊り上げ術であるウロリフトを開始しました。まずは堀内先生に覚えてもらい、15例の業者プロクターも終了しました。また治療効果もまずまずで高齢者、抗凝固療法中などのハイリスク患者に対する治療として有用であると実感しています。あらたな術者養成をして行く予定です。

医局運営でも働き方改革元年でもありましたが、超勤時間も基準以内を維持することができ、有休や外勤などの管理も細かい事にも堀内医局長が気を配ってくれ、円滑に進めることができました。医局長については堀内先生が2年務めてくれましたのが、2025年度から西村先生にかわります。西村、堀内の同級生コンビでうまく助け合いながらしながら、あらたな風を吹かせてくれるものと期待しております。病棟管理についても中村先生が自ら病棟医長を申し出てくれ、後期研修医3名の指導をしながら安全に病棟運営をしてくれました。このように若い先生達がしっかり育っていることに、頼もしくうれしく感じる1年でした。

私も今年59才になりました。体重が95kgから減りません。降圧剤2剤と抗不整脈薬飲みながら月に80kmは走っているのですが、それ以上に食べているんでしょうね。DMにならないように気をつけます。

近藤恒徳


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