東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 | 設立趣意書 | 会則 |
■ 2022年度年報 |
| ホーム | 1.はじめに | 2.医局構成・新入局員紹介 | 3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計 | 4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2023年度の目標 | 5.関連および協力施設 活動報告・2023年度の目標 | 6.業績目録 | 7.あとがき | |
4. 東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2023年度の目標 >> 前立腺腫瘍センター |
2022年 前立腺腫瘍センター活動報告 本年も前立腺部門は飯塚を中心として小針先生、蓑田先生の協力を得て実務を担当いたしました。実質的には膀胱癌を含め下部尿路腫瘍を担う集団となってきています。 臨床面では、前立腺全摘の症例数は74例と近年になく低調であった昨年と比較して微増でした。放射線治療件数は総数52名(IMRT 48例, 定位照射3例)でした。設備の更新ができず組織内照射が終了となりましたが新規に定位体幹部照射(stereotactic body radiotherapy SBRT)が開始となりました。少ない照射回数で施行できるため特に遠方の患者さんには非常に好評です。その他、本院ゲノム診療科と連携して遺伝子検査(BRACAnalysis)を積極的に行い診療に反映しています。しかしながら本来がんゲノム医療拠点病院を期待される本院が諸問題により拠点病院にも連携病院にもなれないという状況が変わっていないため、遺伝子パネル検査は足立医療センターにお願いする状況が続いており、近藤先生、土岐先生、堀内先生に窓口となっていただいております。CTB(Clinical Tumor Board), EP(Expert Panel)をはじめ大変お手数をおかけしておりこの場を借りて深謝申し上げます。 学術面では、小針先生の論文がpublishされたほか永久先生の論文がacceptされました。 新年度以降も引き続きご指導のほど宜しくお願い申し上げます。 1: Yuki Kobari, Junpei Iizuka*, Keisuke Hata, Shinya Kato, Ryo Minoda, Kazuhiko Yoshida, Hideki Ishida, Yoji Nagashima, Kazunari Tanabe, Toshio Takagi : Effectiveness of Retzius-sparing Robot-assisted Radical Prostatectomy in a Renal Transplant Recipient: A Case Report., Transplantation Proceedings. Volume 54, Issue 2, March 2022,525-527 2: CHIKA NAGAHISA, JUNPEI IIZUKA*, YUKI KOBARI, RYO MINODA, HIRONORI FUKUDA, 飯塚淳平 |
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