東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2017年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2018年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2018年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2018年度の目標 >> 川島病院

川島病院 活動報告

例年よりも多く雪をつもらせた2018年の寒い冬をこえ、川島病院に赴任し早くも2年が経とうとしています。サテライトのクリニックも含め1000人もの透析患者さんがかかられている当院で、私はバスキュラーアクセス関連を専門に透析患者さんを診る医師として従事させていただきました。

2年前の川島病院に赴任したばかりの私は、大学病院ではほとんど執刀をしたことがなく手術は素人でした。シャント手術で直径0.1mmの血管を引きちぎらないように絹糸で縛ることが難しく、結紮に手間取り「おい、渡口!!」とたびたび怒られていました。またアクセス医の入れ替わりの時期であったため、人手が足りず大変な環境でもありました。透析患者さんが多いため年間内シャントの手術だけでも約250件、グラフトの手術を合わせると約460件にもなり、多くの症例を経験することができました。そのおかげでアクセスに関してどんな患者さんがきても自分で手術できるという自信がつき、手術も人に教えられる程度に上達してきました。今は水口院長の内シャント作製の手術時間が12分という記録を超えられるように日々努力しています。

川島病院は課外活動も活発で、徳島マラソンや阿波踊りにも参加させていただきました。走ったり踊ったりすることで一生懸命になれる素晴らしさを感じ、徳島の人々の優しさや文化にふれることができました。

最後になりますが私は2018年4月からまた東京女子医大学病院に戻ります。川島理事長、水口院長をはじめとする川島病院スタッフの皆さんの優しさに支えられて2年間過ごすことができました。心から御礼申し上げます。

渡口 誠


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