東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2017年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2018年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2018年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2018年度の目標 >> 大久保病院

2017年度の活動報告

昨年度、歌舞伎町では病院の斜め前にあるグリーンプラザ新宿というサウナとカプセルホテルのビルが取り壊され更地となりました。 おかげで西武新宿線越しに新宿副都心の高層ビル群が見えるようになり、かなり開放感があります。 今まで、そのビルに隠れていた大久保病院も目立つようになるかと思ったら、数年後には40階、高さ約225mの劇場、映画館、レストラン、ホテルの入る超高層複合ビルが建つようです。

さて、昨年の大久保病院は病院機能評価、関東信越厚生局による適時調査と個別指導があり、病院としてはバタバタとした一年でした。2018年度は、外国人患者受入れ医療機関認証制度(Japan Medical Service Accreditation for International Patients:JMIP)の取得を目指すことになりました。

当科としては、最近、減少傾向にあった移植件数が、昨年度は、ついに7件まで減少してしまいました。以前は大学からの紹介を含めて年間20件以上あったことを考えると、栄枯盛衰、おごれる人も久しからずといったところでしょうか。以前から腎移植症例数増加のために、都立病院・公社病院の腎臓内科の連携の会や地域の内科系の研究会等でのアピールを積極的に行ってきましたが、移植症例の確保の難しさを痛感した一年でした。

しかし、定期的に患者を紹介してくれる病院が少しずつ増えており、この原稿を書いている2018年2月27日時点で、4月以降の腎移植希望が7ペアと、すでに昨年度の件数と同等となり、2018年度は、年間12件以上を越えられるかもと期待しております(捕らぬ狸の皮算用ですが)。

一般泌尿器科に関しては、大学からの協力を得て、内視鏡手術や膀胱全摘術も少しずつ増加傾向にあります。

当院は大学のようなハイボリュームセンターではありませんが、小規模の当院ならではの、きめ細かい医療を提供することで、少しずつ実績を積み重ねていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。


2018年の目標

1)生体腎移植件数:年間12件以上
2)国際的な医療機能評価(Joint Commission International :JCI)認証

白川浩希


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