東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2016年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2017年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2017年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2017年度の目標 >> 常磐病院

常磐病院2016年活動報告

1)昨年は熊本地震の際、透析支援を常磐病院より新村が中心に行い、毎日新聞で記事にしていただきました。今後も災害に強い透析チームを目指しています。
image 毎日新聞4月23日朝刊

2)ロボット手術を腎部分切除18例、前立腺全摘82例、計100例行うことができました。2012年よりロボット手術を導入しましたが、これまで総数400例近くの症例を行いました。今後はさらに症例を増やしていきたいと考えています。

3)女性泌尿器手術TOT5例、TVM18例を行いました。山下先生を中心に行っていて、1月からは小内先生も協働し行っています。いわき地区では、まだまだ症例数の増加が見込まれる分野と考えています。

4)2016年手術総数が3001例と3000例を超えました。いわき医療圏でロボット手術を行っているのは当院だけのため、今後もロボット以外の手術も含め手術症例は増加する予定です。

5)先端医学研究センター RIIM(Research Institute for Inovative Medicine )の発足。東京大学を辞された加藤茂明先生をセンター長として、研究センターが昨年発足いたしました。去勢抵抗性前立腺がんの新規マーカーや、リキッドバイオプシーなど、臨床に即した研究を行いたいと考えています。

このように、いわきでは泌尿器科診療および透析分野では地域の中核としての役割を常磐病院が担っています。昨年より、血液内科、外科、整形外科、リウマチ科の医師が増員され、それに伴い外来患者数が増加し、泌尿器科関連の症例も増えています。今後は、患者増に対応できる診療体制づくりが必要と考えています。また、これまでおろそかになっていた研究部門にも力をいれ、学会活動もしっかりと行っていきたいと考えています。

以上の活動が実践できたのもすべて女子医大からの支援の賜物です。今後も皆様の変わらぬご支援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

新村浩明


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