東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2016年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2017年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2017年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2017年度の目標 >> 自靖会親水クリニック

平成28年度 医療法人社団自靖会 自靖会親水クリニック活動報告

医療法人社団自靖会は東京都江戸川区にあり、今年で開設13年目を迎えます。
当法人は「介護老人保健施設」「親水クリニック」「透析センター」「在宅医療部」などからなり、多岐にわたる診療を展開しております。
その中でも、親水クリニックでは北村唯一(東京大学名誉教授)院長のもと病棟(19床全個室)開設3年目となり、ますます充実した医療サービスを提供しています。

外来は、月曜日から土曜日で泌尿器科、内科、整形外科を各専門医が行っております。
全科併せて、月当たり770~950人程度(平均で860人程)の患者さんが受診されております。隠れ家的な立地のために伸び悩んでいる感は否めませんが、着実に増加はしています。

手術は、経尿道的手術、前立腺生検、尿道ステント、シャント手術、PTA等を中心に、開腹術までを行なっており、今年度の総数は274件でした。手術件数は全体に微増程度ですが(以前のデータには集計漏れあり)、江戸川区には泌尿器科は決して多くないため、今後地域での信頼を得て知名度を高めていくことで、件数を増やしていく余地は充分にあると思われます。

病棟は、内科、泌尿器科の混合で半数ほどは透析関連の患者さんが入院されています。稼働率は月によって60%から80%ほど(年平均70%弱)です。手術件数にムラがあるため、安定して高い稼働率を得ることと、手術予定の患者さんのベッドの確保の両立は意外と難しいと感じています。今後も、できる限り手術患者さんによる稼働率の上昇を目指して行きたいと思います。

訪問診療は、内科の常勤の先生が注力され患者数も100名を超えましたが、来年度にはその先生の独立開業に伴い、体制の再構築を余儀無くされています。

親水クリニックは、外来、手術、透析管理、訪問診療など様々な分野でバランス良く働くことができ、自身の情熱次第で、やりたい事を実現できる職場です。今後とも医療連携等で、皆様のご指導の程をよろしくお願いいたします。


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