今年度は、大学の配慮により蓑田英将先生が赴任し、鈴木浩司先生を含めて泌尿器科の常勤医師が3人になりました。しかしながら、慢性的なマンパワー不足と患者様の高齢化に伴い休む間も無く、とても忙しい日々を過ごしております。
診療活動は、1日平均外来患者数(透析患者を除く)が 55.9人でした。また、透析患者数は 279人で、新規導入患者 17人、転入患者 15人でした。年間手術件数は、895件でした。前立腺全摘 11件、膀胱全摘 3件、腎摘・腎尿管全摘(開腹)9件、腎尿管全摘(鏡視下)5件、TUR-BT 53件、TUR-P 20件、ESWL 186件、TUL 14件でした。シャント関連の手術は、内シャント設置術 30件、表在化 5件、PTA 327件でした。
病院以外では、「足立区泌尿器疾患ネットワーク」、「足立区前立腺がん検診委員会」、「足立区慢性腎臓研究会」等の活動を行い、地域に貢献すべく努力しています。
今後もより良い連携体制を構築し、地域医療の輪の中で自院の役割を果たし、地域で必要とされる病院でありつづけられるよう努力していきたいと考えています。また、諸先生方のご支援に感謝申し上げるとともに、今後ともご指導、ご協力の程何卒よろしくお願い致します。
木原 健
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