東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2016年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2017年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2017年度の目標6.業績目録7.あとがき

4. 東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2017年度の目標 >> 腎移植・腎血管外科グループ

最近のメジャーな移植関連の海外医学論文の特徴は、ゲノム解析の論文が増加してきたことと移植内科医や移植外科医以外の分野(看護師、コーディネーターおよび心療内科医など)からの報告が多くなってきたことではないかと感じています。アメリカやヨーロッパを中心とした移植先進国においても、死体移植に比べて生体移植の占める割合が次第に増加してきており様々な線引き(ガイドライン)が必要になってきたことがその要因ではないかと思います。

2016年の女子医大本院での腎移植数は120例となり、今までで最多となりました。週3例もの移植をこなす日常であります。2017年4月より5人もの移植フェローを全国各地から迎えることとなりそのアクティビティーはますます高まっています。2017年3月には今まで当科で移植を勉強して帰国された台湾や韓国、中国などアジア各国の先生方をお迎えしてアップデイトなクローズドミーティングを開催する予定です。

国内外問わず、女子医大腎臓移植の活発な歴史は脈々と続いていきます。

石田英樹


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