2014年度 活動報告
- 前期臨床研修医2名が各1ヵ月当診療部を選択した。
- セグメント4「腎尿路系T」排尿機能とセグメント7「加齢と老化、臨終」腎・泌尿器・生殖器疾患の講義を行った。
- 腹圧性尿失禁、骨盤臓器脱、間質性膀胱炎を中心に手術を行った。婦人科医指導のもと経腟的子宮摘出術と膣閉鎖術を習得した。
- 前立腺癌術後尿失禁に人工尿道括約筋植え込み術を行った。
- 骨盤臓器脱誘発過活動膀胱の病態について尿流動態検査を用いて検討した。
- 排尿機能学会と性機能学会の協同事業「骨盤臓器脱、尿失禁、便失禁を伴う女性の性機能質問票 (PISQ-IR)の日本語版作成と言語学的妥当性の検討」の委員長となり、論文化(日泌尿会誌105:102-11, 2014)した。
- 日泌総会、日泌東部総会、排尿機能学会、女性骨盤底医学会、性機能学会、EE学会などで指名演者、一般演題演者、座長を行った。海外学会はESSICにてinvited speaker、ICSにてPoster PilotおよびPoster発表(In what type of IC/BPS is DMSO intravesical instillation therapy effective?)、1st CURE-UAB ForumにてPoster発表(Assessment of the usefulness and optimal method of administration of distigmine bromide for the treatment of voiding dysfunction due to underactive detrusor)を行った。
2015年度目標
- 第17回日本女性骨盤底医学会の学術集会を開催(8月1-2日)する。
- 腹腔鏡下仙骨膣固定術(LSC)の習得。
- 骨盤臓器脱誘発過活動膀胱の病態に関する尿流動態検査による検討の論文化。
- 骨盤臓器脱誘発低活動膀胱の病態に関する尿流動態検査による検討を行う。
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