先般の東北地方太平洋沖地震で、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り致しますとともに、ご遺族の皆様には深くお悔やみを申し上げます。また、被災された皆様、ならびにご家族、ご関係者の方々に心よりお見舞い申し上げます。
さて、平成22年度も景気は依然として良くならず、政治も混迷状態が続きました。医療業界も例外でなく苦しい状態が続き、少しでも良い方向に向いてくれればと思いながら過ごした年でした。
診療活動は、尿路結石、前立腺肥大症、慢性腎不全等のご紹介を例年以上に多く頂きました。外来診療は、1日平均外来患者数(透析患者を除く)が71.4人でした。また、現在の透析患者数は 260人で、新規導入患者 21人、転入患者 11人でした。年間手術件数は、866件でした。前立腺全摘 15件、膀胱全摘 4件、腎摘出 5件、TUR−BT 25件、TUR−P 33件、ESWL 261件、PNL 5件でした。そのうちシャント関連の手術は、内シャント設置術 46件、表在化 9件、PTA 118件でした。
今後も疾病の早期発見、最良の医療提供に努め、さらに地域の医療機関との連携活動の中で、積極的に地域の方の健康管理や医療指導を行い、地域医療の向上に努めます。また、患者さんを中心とした暖かみのある医療を提供できるよう努力していく所存です。諸先生方のご支援に感謝申し上げるとともに、今後ともご指導、ご協力の程何卒よろしくお願い致します。 |