東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2010年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2011年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2011年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2011年度の目標 >> 三友堂病院

三友堂病院 活動報告・2011年度の目標

この大雪が本来の米沢だと思いきや、地元の人にとっては今年の冬は「異常気象」だったようです。

今年は手術件数に関して特に大きな推移もなく、外来患者数が増減することもなく過ぎた1年で、特に特記することはありませんが、病院全体として地域連携をさらに推し進める動向がありました。

計算したことはありませんが、どう考えても泌尿器科外来患者さんの平均年齢は80歳を超えていると思います。ただし農家の人が多いからか、とても精神力も体力もあります。手術を行う時も、「ご高齢」(麻酔をかけてくださる先生にとっては70歳以上も「ご高齢」)ということを忘れて、直前にストップをかけられることもありました。80半ばの患者さんに、ホルモン療法を間欠に切り替えるか、外来収益を減らさないために継続してもらうか迷うこともしばしばです。

震災の後、同じ東北でこんなに近いのに何も出来ないなんてとボヤいたら、大学の友人に「今のポジションはとっても大事だから,行けないことを残念に思わなくて大丈夫だよ。そこを離れたら,そこにいるじっちゃん,ばっちゃんたちが困ってしまう。。。」と慰められて、それで納得することにしたものです。
(この時期にこのような報告を書かせていただくことになったため、内容がそれなりになってしまうことをお許しください。)

このように当病院泌尿器科はお年寄りともにあります。今後とも、ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

日野 安見子

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