東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2010年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2011年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2011年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2011年度の目標 >> 済生会栗橋病院

済生会栗橋病院 活動報告・2011年度の目標

2010年度の済生会栗橋病院は北嶋、津嶋と、益山の3名でスタートしましたが7月から益山先生の開業により2名体制で活動しております。

2010年度の手術件数は449件と前年とほぼ変わりない件数で、全身麻酔の症例に関しては月に2〜3件は開腹手術を行っている状況です。昨年と同様地域性かもしれませんがTUR-Btが72件と多い年でした。一時麻酔科医不足に悩まされましたが2010年4月より常勤4人体制にて麻酔枠に対する不安は解消されました。

外来は7月からの減員に伴い大学からの応援のある月曜以外は1診体制にて診療を行っています。病院としては外来の戦略的再構築により外来患者数を逆紹介によって減らす方向で動いており、この5年間で一日外来患者数は1,300人から700人へと半減しましたが泌尿器科に関しては約60〜70人/日/1診となかなか減らず、むしろ増加傾向にあります。現在は2人体制のためお互い木曜の術日以外は朝と夕にしか顔を合わさないような生活をおくっております。

2011年4月より大学から羽田先生が来てくれることになり3人体制に戻ることになりました。人手が足りないため良性疾患の手術に関しては先送りにすることもありましたが4月からは積極的に行う予定です。また4月から普段お世話になっています幸手総合病院が久喜インター近くに新たに移転されます。今後久喜市の基幹病院は久喜総合病院になると思われますが、泌尿器科に関しては今後も連携を深め泌尿器科医不足に協力できたらと考えております。病院としては当院も特徴を出すべく、2011年9月より地域救急センター(箱だけで中身は変わらないという懸念もありますが…)を開設予定です。まずは、救急車の受け入れ困難事例を減少すべく、集中治療室を現在の8床から20床に増床し、従来の集中治療室に加え循環器疾患及び脳疾患を対象とした専用の集中治療室も配置するとのことです。建物は以前景気の良いときに外車ばかり並んでいた元医師駐車場に建ち、3階建てで1階が救外、2階がICU、3階が医局になります。

最後になりますが手術、外来とご協力いただいた先生方ありがとうございました。今後とも御指導のほど宜しくお願いいたします。

2011年度の目標:

  • 例年通り地域医療への貢献。
  • 近隣施設との交流の継続(久喜総合病院泌尿器科と抄読会等)。
  • 充実した後期研修医への教育。

北嶋 将之

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