東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 | 設立趣意書 | 会則 |
■ 2010年度年報 |
| ホーム | 1.はじめに | 2.医局構成・新入局員紹介 | 3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計 | 4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2011年度の目標 | 5.関連および協力施設 活動報告・2011年度の目標 | 6.業績目録 | 7.あとがき | |
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東京女子医科大学附属成人医学センター 活動報告・2011年度の目標 |
昨年度は、職員一丸の努力により当院の収支も大幅改善された。青山病院との統合計画も持ち上がり色々な所で議論されたが、来年度の統合は見送りになった。結果として当院は今まで通り、女子医大の中で検診センターを中核とした外来部門を担い、検診会員約2600名、検診企業は21社の検診業務と一般外来患者の診察がメインとなる。今後更なる発展を遂げるために、どのような方向に向かうのかここ1~2年がターニングポイントとなるであろう。 2010年度、泌尿器科としての出来事は、特記すべき新しいことはない。検診施設であるため、PSA高値、顕微鏡的血尿、頻尿を主訴にされる患者さんが他の施設より頻度的に多い。なかでも、検診でのGray Zone のPSA高値を主訴に来られる患者が多く、昨年の外来でのTRUS下前立腺針生検は25例施行し、そのうち約60%に前立腺癌を検出している。青山病院にお願いした生検患者(高齢者、遠隔居住者、抗凝固剤治療者)15例中でも、やはり約60%に癌を検出している。 早期前立腺癌患者、合併症のある高齢者の尿路上皮癌患者のほとんどが本院での治療を希望されるため、近藤先生、飯塚先生をはじめスタッフの方には大変お世話になっている。 今年度から青山病院で定期的に手術が行われるようになり本院との連携が深まる中、当院もより一層関連できるよう願っている。私個人的には初心を貫き今年も、丁寧親切な外来診療に力を注いでいきたいと考えている。 成人医学センターに配転してあっという間に4年半が経過した。どっぷりオフィスウロロジーに没頭し、そろそろチーム医療が懐かしくなってきた今日この頃である。 2011年度目標
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小林 裕 |
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